2. 親からのプレゼントでよく「本」をもらっていた!
東大生63%、全国平均42%
ことわざがイラストとともに書いてある本や慣用句の本。
ヘレンケラーなどいろんな人の伝記のセット。
辞典。
親が好きだった村上春樹の本。
自分が主人公になった絵本。
このような種類の本をプレゼントしてもらったという東大生の声が紹介されていました。
これも共感できることですね~。
私もよくプレゼントとして本を親からもらっていました。
親にリクエストして、ほしい本をおねだりしていました。
小さいころに我が家にあったのは、
日本の歴史漫画(全巻)
ドラえもんのことわざ・慣用句漫画
父親が好きだった坂本龍馬の本
などでした。
そうした知識系の本以外にも、その他、セーラームーンやきんぎょ注意報!などの少女漫画や、シャーロックホームズの推理小説なども、おねだりして買ってもらっていました。
本は、知らない言葉や漢字を覚えたり、新しい知識を取り入れたりするだけではなく、いろんな考え方や発想を学ぶという意味でも重要です。
表現力やボキャブラリーの豊かさは、小さいころから、どれだけの本を読んできて、どれだけの活字に触れてきたかに左右されるでしょう。
わざわざ覚えようとしたわけでもないのに、ぱっとオシャレな慣用句や熟語などが思い浮かぶ経験はありませんか?
脳の記憶の引き出しのどこかにしまってあったものが、ぱっと急に出てくることができるのは、そもそも引き出しのどこかにしまう作業を以前にしたから。
ないものは、どれだけ探しても、出てきません。
無意識のうちに引き出しに放り込んだ知識って、どこかのタイミングで、何かがトリガー(引き金)となって、いきなり飛び出してくることがあります。
家族でクイズ番組をみていて、一緒に答えていると、よくそんな場面に出くわします。
クイズにぱっと答える子供の様子をみて、「なんでそんな言葉を知っているんだろう!いつの間に?!」と、親はびっくりしたりしますよね。
子供の吸収力は、まるでスポンジのようで、とてつもなく凄まじいポテンシャルを発揮することがあります。
子供の脳は、ダイソンの掃除機のような吸引力をもっています。
だから、大人になってからたくさん本を読むよりも、子供のうちになるべく多くの本を読むことをオススメします。
活字が好きな子供に育つか、育たないかで、中学受験のときの国語の勉強にかける時間に差がつきます。
活字が好きな子供は、あまり勉強しなくても、国語の問題で高得点がとれる可能性もあります。
大学受験でも漢字の問題が出題されることがありますが、小さいころから本を読んでいれば、特に対策をしなくても、
ある程度は漢字の問題を得点できることもしばしばあります。
ぜひ小さい頃からたくさんの本を読んで、知識を頭の中にストックしておきましょう。