和歌山発砲、2丁拳銃で立てこもった男が自殺図り死亡

2016-08-31 15.21.57
 

和歌山市塩屋の土木建設会社「和大(わだい)興業」で、男性従業員4人が拳銃で撃たれ、1人が死亡した発砲事件で8月31日午後6時40分頃、警察は現場の建設会社近くのアパートで立てこもっていた、和歌山県警和歌山西署捜査本部が殺人と殺人未遂容疑で指名手配した、同社代表取締役の次男、溝畑泰秀容疑者(45)の身柄を確保した。容疑者は拘束される直前に自ら腹を拳銃で撃ち、自殺を図った。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。

溝畑容疑者は両手に1丁づつ拳銃を持ち、事件現場近くのアパート「たつみ荘」に31日午前1時頃から立てこもっていた。

殺人事件の直後、溝畑容疑者は口座から200万円を引き出しており、31日午前1時40分頃、立てこもっている場所から「200万円を母親に渡してほしい」「親をバカにするな。手紙を書いているので渡してほしい。マスコミを呼べ」などと捜査員に要求していた。捜査員は、立てこもり現場のアパート階段下にあったカバンを回収。中に現金200万円と手紙が入っていることを確認した。手紙は本人が母親宛に書いたとみられている。

警察は18時40分過ぎに現場のアパートに突入、溝畑容疑者から事件の詳しい経緯などについて取り調べる方針だったが、身柄拘束の直前に自ら腹を拳銃で撃って自殺を図った。その後、病院に搬送されたが死亡が確認された。

 

 

 

 

image by: Google Maps(和大興業)

 

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