関東でも続く「いやな揺れ」。相次ぐ震度5を専門家はどう見る?

2016.09.01
by yomeronpou
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引き続き関東地方で相次ぐ大きな揺れ

リオデジャネイロ五輪が大盛況のうちに閉幕し、いよいよ2020年の東京五輪に向けてのカウントダウンが始まった。新国立競技場建設の件など、問題点も多く抱える東京五輪だが、開催するからには成功裏に終わらせたいとは、誰しもが思うところではないだろうか。

しかし、そんな東京五輪に向けて盛り上がる日本国内のムードに、水を差してしまいかねない懸案事項がひとつある。そう、来るべき大地震の脅威である。

8月31日午後7時46分頃、熊本県熊本地方M4.9の地震が発生、熊本県宇城市・熊本市西区で震度5弱を観測した。この地震は九州の広範囲で地震が観測されている。あの熊本地震から4ヶ月以上が経過したものの、九州地方ではいまだ大きな地震が続いている。

そして先日7月22日のニュースでは、今年下半期に入り関東地方で地震が相次いでいるとお伝えしたが、その後も7月27日に茨城県の一部で震度5弱を記録する地震が発生。また8月19日にも茨城県沖を震源とした地震が起こり、こちらは最大震度4を観測するなど、なおも活発な活動が続いている。

とはいえ、震度4以上の揺れが相次いだ7月と比べると、8月に入ってからは、ややペースダウンしているようにも見える。ただ、活発な地震活動の後に静謐期間を挟んでより大きな地震が発生するケースはよくあるだけに、それを考えるとなんとも不気味な動きであるといえるだろう。

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