「給食で喉に詰まる物は危険というなら給食ない私立へ行け」は暴論か?

 

他に僕が強く違和感を持ったのは、JR東海が個人を訴えたお話です。

家に認知症の方がいらっしゃり、その人が線路内に立ち入ってしまったのです。

結果、事故が起きてしまいJR東海が振替輸送代などとして720万円の損害賠償を事故死した男性の妻85歳のおばあちゃん)」に求めたのです。

結論から言いますと、判決はこうなりました。

第一審 720万円全額を支払え。

第二審 半分の360万円を支払え。

第三審 支払義務はない。

第一審、第二審に僕が失望したのは言うまでもないのですが、僕は結果よりも、そんな訴訟をする会社の道徳心を疑いました

JR東海にとって700万円というのは僕たちにとって10円にも満たないでしょう。

例えるなら、僕が幼稚園児を相手どって10円の損害賠償請求をするようなものです。

85歳の老婆を相手に。

そんな大人げないことをやるべきではない」というのが、本当は大事なことなのに、そういう議論が全くないのです。

こんな日本が、僕はどこかおかしいと思うのです。

と同時に、何とかしないといけないように感じるのです。

未来を担うのは、僕たちではありません。

今、小さな子供たちです。

親が子に教えることは勉強だけではありません

それよりももっともっと大事なことがあると思います。

その大事なことを、僕たちがもっともっと、話し合っていけたらと思うのです。

image by: Shutterstock

 

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