国内外で笑いものに。中国がG20サミットで大恥をかいた3つの事件

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中国が初めて議長国を務めたG20サミット。国の威信をかけて臨んだ中国は会議の成功を強調していますが、各国はどう見ているのでしょうか。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では「習近平はG20で国内外の笑いものになった」と手厳しい評価を下した上で、「習政権の求心力が弱体化しつつあることが露呈しただけの2日間だった」とバッサリ切っています。

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中国が威信をかけたG20が閉幕しましたが、いろいろとトラブル続きでした。オバマ大統領が専用機で到着した際に赤絨毯のタラップが用意されていなかったり、オバマ大統領に近づこうとした同行記者やライス大統領補佐官までもが中国の当局者に遮られたといったことが報じられました。

一方、中国本土や台湾、香港などの中国語圏で大きな話題となったのが、G20の一環として行われたB20(ビジネスサミット)で基調講演に立った習近平主席の言い間違えです。

習近平は、中国の古典「国語」からの成語「軽関易道 通商寛農」(関税を低くすると道路が整備され、貿易が盛んになり農業政策が寛大となる)を引用して、自由貿易で各国の産業が反映するということを言おうとしましたが、最後の語句「寛農寛衣」と言い間違えてしまいました。

習近平G20演講大口誤 網友熱議、官方封殺

中国の簡体字では「農」と「衣」という字はよく似ていることから、手元の原稿を読み違えたことから起きた誤読でしょうが、中国のネット上ではこの話題で持ち切りで、笑いの種となっています。というのも「寛衣服を脱ぐと言う意味があるからです。

「誰と服を脱ぎたいのか? プーチンか?」「関税を下げて道が整備されて貿易で大儲けすると、次は裸になって卑猥なことがしたくなるという意味だろう」といった冗談や、ストリップ小屋のネオン看板のようなハダカ姿の習近平主席の絵が掲示されるなど、さんざんおちょくられる始末です。

巴丢草 | 通商宽衣 

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