私たちは、いわゆる「和製英語」を普段使いしていますが、このような「他国の言語と母国語が混じり合って新しい言語が生まれる」という現象は、現代社会ではよく見られるそうです。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、新しいコミュニケーションツールとして活躍している「合体言語」を紹介しています。
言語と言語が一緒になるとき
- テレビゲーム
- セールスポイント
- キーホルダー
- ウィークリーマンション
この4つの単語に共通することは何でしょう? 実は…これは全部「和製英語」と呼ばれるもので、それぞれ
- video game
- selling point
- keychain
- small apartment rented by the week あるいは weekly rental condominium
と言うのが普通の英語です(「ウィークリーマンション」というのは登録商標です)。
「mansion」は、英語ではかなり豪華な邸宅のことで、日本の「マンション」はapartment、condominiumが適当な訳になります。
日本語はとても柔軟な言語で、外国から入ってきた言葉を吸収して自分たちなりの言葉にしてしまいます。
日本語の場合はほとんど単語レベルでしか見られませんが、もともとあった言語と他所から入ってきた言語が混じりあってコミュニケーション用に新たな言語ができることがあります。こういうのをピジン言語といいます。
なぜフィリピンでは「thank you」のあとに「po」をつけるのか?
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