悪魔もホッペを落とす!東京・飯田橋で絶品「からあげ」を喰らう

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『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本一周の旅を終え、静岡県で、激ウマの肉まんや小籠包を堪能していたと思ったら、今度は本拠地にしている東京に舞い戻り、飯田橋の激ウマ「からあげ」を頬張っていたようで。。。

ママチャリ日本一周を終えた悪魔が、飯田橋で絶品の「からあげ」にむしゃぶりつく!

さて、そろそろ秋がやってきました。

秋といえば何を思い浮かべますか?

「昼寝の秋」・・違います!

「月見バーガーの秋」・・違います!

「闇に染まってしまう秋」・・違います!

そう、世にも恐ろしい「食欲の秋」が始まります。

そんな秋にふさわしい美味しい土鍋ご飯が、都内新宿区で食べられることを知っていますか?

秋をふんだんに味わうことができる、土鍋ご飯。ふたを開けると湧き上がる湯気。。。嗚呼、腹へった。

今回、我輩が支配に訪れたのは、新宿にある「33kitchen (ミーサンキッチン)」というお店。

魔界にも見当たらない、素美味しい料理ばかりが並んでいる素晴らしいお店だ。

恐らく魔界でも閻魔様がヨダレを垂らしながら見ているのではないだろうか。

きっと、魔界の食べログでも人気のお店にランクインしているのではあるまいか。。。

さて、話を戻す。

33kitchen(ミーサンキッチン)のお店の看板は、一度見ると、眼球に張り付いてしまうほどの印象深さを持つ、輝く看板だ。

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そして、食べられる料理は、都内でも珍しい「瀬戸内海」を感じさせる料理がたくさん用意されている。

冒頭でも言った、土鍋ご飯はこの店に来たら絶対に食べるべき料理だ。

お店の中に入ると、美味しそうな料理の匂いに連れられて、食欲が溢れでてしまい、我輩は思わず発狂。

「ガッハッハッハッハッハ!!我輩は大魔王ポルポルだ。我輩は腹がへった。何か食わせろ!」

と、大きな声で叫ぶことができればどんなにいいことだろうか。

しかし、我輩の性格は小心者。そこに「大魔王ポルポル」らしい威厳はなかった。

店の中に入っても小さな声で「ごめんくださーい」としか言えなかった。

話は変わるが、我輩がこの店に来た理由がもう一つある。

それは、前回の静岡市で征服した長太郎飯店のときと同じように『755』というアプリで知ったお店だからだ。

そして、我輩がママチャリで日本征服(日本一周)の旅をしていた時に、北海道を一周して、南へ下り東京に立ち寄った際に、一度だけ訪れたことのある店なのである。

我輩の日本征服の様子をずっと応援していてくれたお店なのだ。初めて来たときも、『755』というアプリを使って店の存在を知り征服に来たわけだ。今回はお礼参りというわけではないのだが、ふと立ち寄って支配してやろうと思ったわけだ。

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「ガッハッハッハッハッハ!!この店の料理はやはり美味たる味であるな。」

心の中で、そんなことを言いながら、我輩はむしゃむしゃと料理を頬張った。

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とにかく、腹がへって腹がへって仕方がない。

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特に我輩は、からあげが大好物なのだが、この33キッチンのからあげは絶品。魔族もお気に入りの唐揚げなのである。

土鍋ご飯に続き、この店に来たら、絶対に食べなくてはいけない料理だ。

「おい!からあげはまだか!からあげはまだ出てこないのか!」

と、心の中で豪語した。小心者の我輩は、そんな堂々としたことはなかなか言えない。

おとなしく待つこと10分。

美味しそうなからあげの匂いが店内いっぱいに広がった。からあげが我輩の前に現れた。

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ジュワーっと口の中で広がる肉汁。

カリッと香ばしくサクサクとした食感。

「肉汁のオーケストラやぁー」

という感想をそっと口にした後、むさぼるように唐揚げを食べ尽くした。

そして、冒頭でも言ったように土鍋ご飯も我輩の目の前に現れた。

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ふたを開けると、「食欲をそそるという殺気」しか感じない湯気が立ち込めた。

湯気の中には、光り輝く米粒が見える。

見るだけでコレだけは言える。

「うまい」

真珠のように光り輝くご飯を見て、我輩は思わず感極まった。

「ニ、ニ、ニンゲン界には、こんな素晴らしいものがあるのか!」

と、心の中で叫んだ。あまり大きい声で叫ぶのは恥ずかしいからだ。

土鍋ご飯をお椀に中に乗せてもらうと、ひと口食べた。それは、心の中から染み渡る素晴らしい味になっていた。

その土鍋ご飯にとてもよく合うと感じたお酒がある。それは、『賀茂金秀』という日本酒だ。

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少し前に、岩手県で飲み干した『タクシードライバー』というレアなお酒を紹介したが、今回の『賀茂金秀』は、すごく美味しくて飲みやすい酒であった。

口の中をスッキリと潤していき、それほどキツいかんじもしない。33キッチンの店内で瀬戸内の料理やお酒を堪能できる。『賀茂金秀』も広島のお酒になっているのだ。

我が魔族にピッタリのお酒になっていて、とてもうまかった。

「こんな美味たる瀬戸内の料理に囲まれて我輩は満足である。ガッハッハッハッハッハ!!」

美味しい料理に美味しいお酒。我輩は料理を堪能しながら、ママチャリで広島県にいたころを思い出していた。

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四国から広島県に渡る際に、しまなみ海道をママチャリで通ってのだが、その道の全長は約70キロ以上。

しかも、しまなみ海道を車で渡るときは、島に降りなくても大丈夫だが、自転車の場合だと、1つ1つの島に下りなくてはいけない。それがけっこうキツクて、1つ1つの島が山に囲まれていて、空に向かってママチャリを押し上げる気持ちにならなくては島を越えることができなかったのだ。

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道のアップダウンも激しい。食べるものもない。体力的にも無理がある。

そんな中で広島市では、チョー激辛の担々麺を食べて、口から火を噴いたこともあった

『賀茂金秀』を飲み、土鍋ご飯を堪能して、唐揚げにむさぼりついて、感慨深いことを思い出せるお店だった。

あまりの懐かしさに目に涙を浮かべつつも、それをニンゲンに見せてはいけない。そう思いながら、涙をグッとこらえた。

「ガッハッハッハッハッハ!!懐かしすぎて、昔のことを思い出してしまった。腹もいっぱいになったから、ここで帰るとするか!」

そう言いつつ、店の外に出て、別れを告げた。我輩は泣いていた。

大魔王ポルポルの放浪生活は続く。

(つづく)

 

ミーサンキッチン (33kitchen)

東京都新宿区新小川町8-3 ミーサンキッチン 

営業時間 【ランチ】 11:30~14:30 【ディナー】 17:30~23:00(L.O.22:00)  

定休日 不定休

 

※大魔王ポルポルさんへの激励のメッセージはコチラまで!

大魔王ポルポル@ホームレス魔王(Twitter)

大魔王ポルポル(755)

 

『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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