高城剛氏ロング・インタビュー Part1「テレビ界が絶対に言えないこと」

 

高城:乳がんの患者の人たちが、よくテレビに出てるじゃん。

まぐまぐ:その裏で何があるんですか。

高城:あれは、日本の医療業界に殺されているようなものだから。なぜかっていうと、日本では最先端とされている乳がんの抗がん剤があるんだけど、それってアメリカだと使用禁止だからね。なぜなら悪化するから。でも、日本だと「効く」っていわれているの。

まぐまぐ:いや、知らなかった。

高城:医者のなかでも若手の先生は、これは危ないと思っているんだよね。でも、言えないよね。「メリー、ふざけんな」ってテレビで言えないのと一緒で、厚労省がそれをOKしているから、言えないんですよ。

まぐまぐ:なるほど。

高城:知らないよ、そりゃ。内緒だもん。あと、乳がんっていうのは、いろんな検査方式があって、マンモグラフィーとかエコーっていうんだけど、実はカップの大きさによって検査方式って違うんです。大きいカップだったらこの検査とか、いろいろあるんですよ。

まぐまぐ:……なんで知っているんですか。そんなことを。

高城:なんでって、それが世界の常識だからだよ。アメリカにはFDAっていう、いわゆるそういう抗がん剤を認可するお役所があるんですけど、日本で最も効果があるっていう抗がん剤に関しては、そのお役所はとっくの昔に効果なしどころか、副作用があるから認可取り消しにしましたよ

まぐまぐ:それを使い続けているわけですね、日本では。

高城:だって日本には、それしかないから。乳がんの検査にしても、被爆するから本当はやめたほうがいいんだけど、病院としては高い機械を買っちゃったわけだから。だからもうPAC3と同じで、被爆しようが何しようが、ガンガン稼いだほうがいいじゃないですか。そういうことがあって、有名人で乳がん患者が出たらバンバン取り上げて健診したほうがいいって方向にもっていくと。すると、みんなが健診行って、病院は大儲けみたいな。ワクチンの薬害なんかも、そういうことでしょ。

まぐまぐ:そうなんですね。じゃあ、逆に日本でもちょっと話題になっている、医療大麻とかはどうですか?

高城:医療大麻?あれは効果あるよ間違いなくだからアメリカで認可されてんじゃん。アメリカって起訴社会だから、効果ないものを認可したら、大騒ぎになって訴えられちゃうよ。

まぐまぐ:確かにそうですよね。

高城:あれは効果あるよ特にがんの転移には……。

まぐまぐ:TPPに絡んで日本にも来るって話は、以前からあるようですが……。

高城財務省は税金取れるからやりたいみたいけど厚労省としてはあんまりやりたくないよねだって儲かんなくなっちゃうじゃん医療業界が。だから日本じゃ内緒にされてるんだけど、医療大麻は効果あるよ。ただ日本だと、「おまえ、普段から大麻吸ってんだろう」って感じの人間が、よく医療大麻賛成って言っているけど、あれは違うよね。なぜなら大麻っていうのは、例えば米国にある種類だけで3600種類以上あるんです。それでワインとかと一緒で、全然違うんですよね、効果が。だから、適正な品種を選ばないといけないんですよ。

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まぐまぐ:漢方みたいなものなんですか。

高城:そうそう。大きくは大麻なんだけど、そのなかにもいろいろあるから。だから、それをよく分かってない人たちが「医療大麻、賛成ですよ」って、アレは駄目だよね。

まぐまぐ:おまえが吸うもんじゃないだろって。

高城:そもそも大麻成分って大きく2つあって、THCとCBDっていうですけど。そのうちCBDってカンナビジオールって言うんだけど、これは日本でも合法なんです。それは本当に効果ある

まぐまぐ:日本でも北海道のほうで、特区を作ろうっていう話もありますよね。

高城:ただ、やっぱり圧力があるわけじゃない。医療業界や厚労省とか。だって、新しい抗がん剤とか通すのに1000億以上掛かるんですよ。臨床試験もしないといけないし。でも、そういうのをひとつ作っちゃえば、もうボロ儲けですから。そういう抗がん剤って一発50万とかですからね。そんなおいしい話がその辺に生えている草に取って代わられたらそりゃ大騒ぎじゃんだから絶対内緒だよ

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