インテリ階級の右往左往
トランプへの「遁走」が起こるでしょう。米国では、高級官僚3000人は、政権の移動とともに、職を失うからです。
戦国時代の、城取りと同じものが、米国大統領選挙です。
外交でのポイントは、共和党系のネオコン(米国の最大産業である政産軍の複合体)と結びつくかどうかです。ブッシュのときは一体でしたが、今は、共和党の内部分裂で、トランプとは離れています。イスラエル系はどう変節するか。
メディアの出演者も急に、非難していたトランプを讃え始めました。ゲンキンです。
米国と、英国、フランスには、インテリとエリート階級が現存します。
英国と欧州は、学閥からの階級社会です。これらの階級は、ほぼ全員がクリントン支持でした。
日本時間の午後2:49 開票がなぜかストップ
トランプが244人、クリントンが215人になりました。
外為市場では、日銀が慌てて円を売って、ドルを買っています。
このため1ドル101円から、102円付近にまで戻りました。1円の動きですから、5000億円くらいの緊急介入でしょう。日経平均も1万6230円から1万6375円に戻しています。
それでもまだ、前日比919円安です。円は2円77銭、2.62%高です。
下院の共和党勝ち(227議席:過半数218議席)に続いて、上院でも、共和党49議席(過半数51)、民主党47議席です。ここでも勝っています。
マンハッタンは午前1:30。この時間に、両陣営の群衆が街に出ています。
90%以上も開票されたのに、残りの州の開票が、なぜかストップしています。それぞれ1%程度の微妙な差です。米国の良心を信じます。
16年前のフロリダ州のように、最後の操作を加えるのか。ここまでの大きな差があっては、とても無理だと思いますが・・・米国人の開票現場の良心を信じます。不在者投票の開票だそうですけれど。
じゃ、ほぼ同じ割合の、他の州の不在者投票はどうしたのか?
米国は、大きなことでの「陰謀」の国でもあります。ケネディ暗殺以降、ひとつひとつは言いませんが・・・。
トランプがアラスカ(選挙人3人)を加え、264人(過半数まで6名)に増え、クリントンは215人です。決まってしまっています。
ペンシルベニア(選挙人20名)でもトランプが1ポイントリードでとるでしょう。
あぁ、トランプが266人(あと4人)、クリントンは218人(あと52人)です。ダウは、少し戻しました。買い戻しか。
クリントン陣営が絶叫しています。「まだ、明日がある!」
あれ、終わったはずの、ペンシルベニア州の開票結果(選挙人20人:トランプ勝利)が、戻っています。トランプが20人減った。変です。98%だった開票が85%に戻った。不在者投票の袋が見つかったという。変なことですが、これもアメリカ。
日本時間の午後3:38
・激戦州のペンシルベニアでトランプ勝利
日本時間の午後4:32
・ウィスコンシン州でトランプ勝利
日本時間の午後4:32 米メディアがトランプ「当確」を報道
あぁ、APとウォールストリートジャーナルは、トランプ276人を獲得と発表。勝ちました。もう、無理でしょう。クリントンは218人です。
日本時間の午後4:50 トランプが勝利宣言
「全国民のための大統領になる」と述べ、大統領選での勝利を宣言した。