ポッキーの日だけじゃない。11月11日はなぜ「電池の日」なのか?

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「ポッキー&プリッツの日」など、11月11日は「1」が4つ並ぶとあって、さまざまな「◯◯の日」とされています。中には「ちょっと強引?」なんて思ってしまう理由もあったりしますが…、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、そんな11月11日の「オモシロ記念日とその制定のワケ」が紹介されています。

今日は何の日?

メルマガのネタで「今日は何の日?」はできるだけ使わないようにしようと思っているのですが、今日は特別。というのも、「1111」という数字の並びを見れば誰でも「なんとなく特別」な気がするだろうと思うからです。

他の日と比べて「○○の日」が多いかどうかは分かりませんが、思いついただけでも

  • ポッキーの日
  • 電池の日
  • 鮭の日

がありました。

「ポッキーの日」は正確には「ポッキー&プリッツの日」だそうで、1999年に江崎グリコ社が制定しました。1999年は平成11年。そう。この年は

  • 平成11年11月11日

と1が6本も並んだんですね。

電池の日」は1987年に制定されたもので、こちらは漢数字の「十一月十一日」が由来。「十一」をプラスとマイナスに見立てています。

鮭の日」も同じく1987年に制定。こちらも漢数字が由来で、「十一十一」を縦に重ねてみましょう。「圭」ですね。それを魚編にくっつけると…「鮭」という字になります。

数字の並びをポッキーやプリッツに見立てる。十と一をプラスとマイナスに見立てる。十一を縦に重ねて、「圭」の字に見立てて、「鮭」につなげる。この想像力と連想力。なかなか楽しいものがあります。

調べてみると、他にも「11 11」の形を

  • 下駄の足跡に見立てて「下駄の日」
  • しめじなめこえのきだけに見立てて「長野県きのこの日」

など色々ありました。面白いのは、やはり「11 11」の並び方が「靴下を2足並べた様子に見える」ということで「靴下の日」というのがありました。「日本靴下協会」(世の中、いろんな「協会」があるものです)が制定して、「恋人同士でペアの靴下を贈りあいっこしましょう」と呼びかけています。1993年制定ですから、もう20年以上も前の話なのですが、初めて知りました。

「ポッキーの日」は手軽ですし、日本語学校で働いていた時には、留学生が国のポッキーを持ってきて「先生どうぞ~」と皆に配っていたこともあるぐらいでした。

記念日が浸透するのはそういう「手軽さ」と「楽しさ」というのもあるかもしれませんね。

image by: Shutterstock

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