◆上位5社の全体に占めるシェア(2011年)
- タイムズ24:21%
- 三井不動産リアルティ:12%
- スターツアメニティー:4%
- 名鉄協商:3%
- パラカ:2%
一度、機械を設置してしまえば、故障以外で機器を買い替えたり、修理したりという必要がないのです。ちなみに機器類は非常に丈夫です。前述しましたが、私が9年間使っているものも、修理が必要になったことは一度もありません
空室リスクはもちろん、事故に関していえば、パーキング内で、車がぶつかる等の事故があったとしても、パーキングの土地を提供しているオーナーには一切責任はありませんと看板に告知されていますので、自分がリスクを負うことはない
コールセンターの番号がつながっているのは、保守管理会社。コインパーキング運営の際には、月々の保守管理料を払って保守管理会社と契約します。そうすると、こうしたクレーム対応は、すべて保守管理会社が行って解決してくれるので安心です
さらに、自動販売機による副収入が見込めるというのも、おいしいポイント。実は、駐車場と自動販売機というのは、非常に相性がいい
リスクが怖い人は、借地から始めるのも手です。借地だと土地のオーナーではないので固定資産税がかかりませんから、コインパーキング運営が始めての人もハードルが下がります
コインパーキング協会の2011年度のデータでは、取材した20社の不正出庫の割合は0.1~2%
どんな土地がいいかと言えば、ズバリ、人の集まるところです。駅前や商店街などの「商業地域」はもちろんですが、都内近郊であれば、学校や、駐車台数があまりないような病院の近くなどは、駅から離れていても需要があると思います
土地が傾斜地の場合は、車のブレーキをきちんとかけずに駐車した場合、動いて他の車にぶつかってしまう危険性もありますので、見送ったほうがベター
コインパーキングの1台あたりの駐車スペースとして必要なのは、幅2.5m×長さ5mくらいです。幅5m以上が道路に接しているのであれば、精算機のスペースなども含めて、幅6m×奥行6mの広さが2台分の駐車場の目安となります。これがいちばんムダのない形で、最少面積として36平米で2台いけるということになります
最大料金をお得な設定にして目を引きやすくしたいのもわかります。しかし、相手もその競争に乗ってきてしまうと、お互いにソンですから、最大料金に関しては、周りと歩調を合わせることが非常に大事
コインパーキング投資のメリット、デメリットから、投資家が気になるあらゆるリスクまで、過不足なく網羅されており、これから投資を始める人にはピッタリの内容です。仮にコインパーキングに興味がなくても、土地を買うとしたらどんな土地が利用価値があるのか、そのヒントにもなると思います。
ぜひチェックしてみてください。
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著者はAmazon.co.jp立ち上げに参画した元バイヤー。現在でも、多数のメディアで連載を抱える土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介する無料メルマガ。毎日発行。
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