10月に幕張メッセで開催されたCEATECでパナソニックが公開した「透明液晶ディスプレイ」が、海外のネットで大きな反響を呼んでいます。文字通り「透明な液晶」なのですが、メルマガ『旬刊！ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』の著者のひとりでデジタルライターの岡安学さんは、このデバイスに大注目。もし商品化が決定すれば、我々の生活がどう変わるのか、どのようなシチュエーションで使われるのか、想像を膨らませながら解説しています。
透明ディスプレイは、すべてのガラスをディスプレイにするか？
今年の10月に幕張メッセで開催されたCEATECにて、国内外を問わず話題となったデバイスがあります。それはパナソニックが公開した「透明液晶ディスプレイ」です。
Cómo habitaremos el futuro, enfoque de Panasonic en Ceatec https://t.co/04QvuHuCUn #tecnomultimedia pic.twitter.com/sEdFVgc1Z9
— TecnoMultimedia (@TecnoMultimedia) 2016年10月25日
Panasonic представила прозрачный телевизор, встраиваемый в мебель: В ходе выставки CEATEC производитель представил очередной концепт… pic.twitter.com/yIuximLTH4
— Натан Ванюков (@uceMarqua) 2016年10月10日
読んで字の如く、透明のディスプレイで、普段は約70％の透過率で、普通のガラスとして存在し、いざディスプレイとして使うと通常まったく透過しないディスプレイとして使えるようになります。
CEATECの会場では、ガラス面がテレビのように変化するだけでなく、ワインセラーの扉に使用され、温度や湿度などの表示、中に入っているワインの産地や合う料理などを表示できていました。
ガラス面全体をディスプレイとして映像を表示させるのではなく、基本的には透明のガラス面に、写真や文字が乗せられるという感じです。これがそのまま商品化され、スーパーなどの店舗で使われた場合、中にある商品を確認しながら、その商品の価格や賞味期限などの情報を呼び出すことができるわけです。
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