健康意識の高まりとともに注目されるようになった血管年齢。血管の老化はさまざまな病を引き起こす事はよく知られた事実です。とは言え普段はあまり気にしないのもまた事実。そもそもその血管年齢、どのような方法で確認すればいいのでしょうか。無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』では、著者の音多さんがご自身も行っているという血管状態の測定方法を紹介しています。
血管年齢はどこに行けば測定出来るのか
私が測定するきっかけになったのは、近所のショッピングモールに置いてあった「加速度脈波計」という機械です。測定料金は場所によって多少異なりますが、概ね100円~200円です。私が測定した所では1回100円でした。
同様の測定を自宅で行う事も可能です。が、機械の値段が高いのとアップル端末が必要です。
また、残り二つの方法「血圧脈波検査」「頸動脈エコー検査」は病院での測定となりますので、私的には近場にショッピングモールがあれば、買い物ついでに出来る上記の方法がおススメです。
そして測定器が近くにない人も、簡易的に血管状態を把握する事が可能です。その一つが「鏡で舌裏の血管を見る方法」。
舌の裏側には左右1本ずつの太い血管が見えますが、これが黒ずんだ紫色だったり太くなっていたら血行が悪く、血管年齢も上がっている可能性があります。
そして「健康診断の結果から判断する方法」。これは単純に健康診断の「血液検査」に関する項目で異常値が出ていたら、血管年齢が高まっていると考えられます。さらには「血圧から血管年齢を算出する方法」。これは上下の血圧の差が「60以上」だと大動脈の動脈硬化が進んでいる可能性があるそうです。
- 例:上150、下80なら差が70なので「60以上」…大動脈の動脈硬化
またこの値を3で割り、下の血圧値を加算して「100以上」だと末梢血管の動脈硬化が進んでいる可能性があるとの事。
- 例:上記例の差70を3で割ると23。23に下の血圧80を足すと103で「100以上」…末梢血管の動脈硬化
血圧の場合は特に上の血圧が重要です。さらにこの例のように上下の血圧に差が出てくると動脈硬化の可能性が高まりが推測できますので、そこまでわかれば機械で測定してみたり、病院で血液検査やエコー検査での直接目視確認をしてみれば良いと思います。
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