【書評】マスコミに騙されるな。憲法改正でも徴兵制にならない訳

 

いま護憲派が煽る不安はすべて虚報や捏造である。自作自演の杞憂に過ぎない。いまの日本に徴兵制の気配は微塵もない。それで済ませておけばよかったのに、安倍首相はとんでもないよけいな釈明を加えた。「徴兵制は憲法十八条が禁じる『意に反する苦役』にあたる(から憲法違反なので導入されない)」と繰り返し明言したのだ。自衛隊の最高責任者が白昼堂々、兵役を苦役と明言する国は、世界中で日本だけだ。徴兵制を違憲と解釈する国なんかない。国家が危機に陥れば、徴兵せずとも志願者が殺到するのが、日本以外の先進国である。徴兵制の芽を潰す最も効果的な方法は、憲法改正し自衛隊を国軍とすることだ。

そうすれば「徴兵制への不安」は雲散霧消する。日本のいわゆる「平和憲法徴兵制への不安を生む根源であったとは皮肉なことだ。護憲派は自縄自縛ではないか。そして、政府の憲法解釈(徴兵制違憲論)が正しいとすれば、裁判員制度は違憲だ。これこそ「意に反する苦役」そのものである。多くの裁判員経験者が精神的苦痛を感じ、その後も苦しんでいる。しかも、国民は就任を拒否できない。2009年5月から今まで、護憲派が黙っているのはなぜだ。わたしにお呼びがかかったら、裁判所に出向いてなぜ裁判員を拒否するのか、はっきり言うつもりだが、いまのところ召集令状がこないのが不満だ。

編集長 柴田忠男

 
 
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