ステーキと添え物のポテト、本当に身体に悪いのはどちらか?

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最近、「脂肪が太りやすいというのは間違い」という論調が高まりつつありますが、まだ心のどこかで不安を拭いきれない人も多いのではないでしょうか?今回のメルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』では、著者の徳田先生が、「高脂肪食が体に悪い」という説は、砂糖関連会社がデータが捏造したデータが広まってしまったもので誤りであり、むしろ「低脂肪・高炭水化物」の食事が有害だと述べています。

ステーキハウスで食べてはいけないもの

ステーキハウスでステーキを注文したときによく出てくる組み合わせはステーキとフライドポテトです。では質問です。同じプレートに乗っているビーフステーキとフライドポテト、どちらが健康に良くてどちらが健康によくないでしょうか。

答えは、ビーフステーキは健康に良くてフライドポテトが健康に良くない、です。もし減量を試みている人でしたら、ビーフステーキだけ食べて、フライドポテトとサイドメニューの白いご飯やパンは食べないことをお勧めします。もちろんサイドオーダーでは野菜サラダはおすすめです。その場合、オリーブオイルをかけましょう。そして残念ですが、デザートのケーキは禁物ですね。ドリンクは、コークではなく、ウーロン茶あたりが良いでしょう。

近年、アメリカの内科系医学雑誌にある論文が掲載され話題になっています。1960年代にアメリカで行われた栄養学研究において、砂糖関連会社が研究データを捏造していたということを示す論文です。タバコ関連会社がタバコの有害性の研究データを隠していたと言うスキャンダルが10年以上前にありました。これはアル・パチーノ主演の映画インサイダーの題材にもなったので、とてもよく知られることとなりました。今回の砂糖関連会社のスキャンダルは影響の大きさと年数を考慮すると、これに匹敵するかそれを超えるものと思います。

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