食品添加物はキケンではない。菓子パン「有毒説」に科学者が猛反論

 

例えばヤマザキパンには「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議」(JECFA)で「遺伝毒性発ガン性物質」に指定されている臭素酸カリウムを使っている!! みたいな提灯記事です。

そういうものは大半がキャリーオーバーで、残留量は、もはや気にするのも馬鹿げたような物質が大半です。しかもすでにヤマザキパンでは使用を停止しているのに、それを知らずに平然と記事にしていたりと、その程度の連中が自分が注目されたいだけにそういった記事を作っているのが透けて見えてきます。

また、ジャンクフードは添加物だらけだから危険食べたら死ぬみたいな記事もありますが、栄養面が最低なだけで、含まれている添加物が悪さをするわけではないのです。問題点が栄養面から添加物にすり替えられている時点で大きなミスリードです。

まぁ自分みたいな怪しい野郎がこんなまともな話をしなくちゃいけないのも馬鹿馬鹿しいですし、コンコンチキを信じろなんて微塵もアピールしませんが、今後ともこのメールマガジンでは、「これはひどい」というモノを見つけたらまた報告していこうと思いますので、よしなにでございます。

 
 
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著者/くられ
シリーズ15万部以上の不謹慎理系書「アリエナイ理科ノ教科書」著者。別名義で「本当にコワい? 食べものの正体」「薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 」などを上梓。学術誌から成人誌面という極めて広い媒体で連載多数。
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