肉も野菜もぶち込み煮込む。ガッツリ男の具だくさん湯豆腐レシピ

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いよいよ12月に突入し、寒さも本格的になってきました。これからどんどん冷え込みが強くなってくるこんな時期には、あったかい食べ物でほっこりしたいところですよね。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』で紹介されているのは、肉と野菜を詰め込んだ具沢山の湯豆腐のレシピ。あったまるうえにお腹もいっぱい、お酒のあてにもなる一石三鳥の鍋です!

肉と野菜のガッツリ! 湯豆腐

gatugatu佐藤です。今回は、「湯豆腐」。といってもただの湯豆腐ではありません。肉も野菜も入った具だくさんの「ガッツリ! 湯豆腐」を伝授します。

「ガッツリ! 湯豆腐」は、酒のアテになりますが、シンプルな”豆腐だけ”の湯豆腐では物足らないあなたにお勧めしたい鍋一品です。具だくさんというと、「何種類もの食材を入れるのでは?」と思うかもしれませんが、豆腐以外の食材は、白菜豚肉つる菜という緑黄色野菜の3種。これだけで十分なボリュームが出せます。何種類も食材を切る必要がありません。

で、その「つる菜」とは日本の各地に自生する(特に海辺)浜水菜科(ハマミズナか)の多年草。ビタミンA、B郡、C、E、Kやカルシウム、マグネシウム、リン、マンガン、鉄、亜鉛などミネラルも豊富で、栄養バランスが取れた健康野菜と言えます。若干、青臭さはありますが、鍋以外の和え物、炒め物どんな料理でもいけます。もし、スーパーで見つけたら是非使って欲しい野菜です。豚肉肩ロース、白菜、つる菜これをぶち込んでボリューム湯豆腐にします。

私が30代で働いた大衆向けの割烹料理店では、必ず野菜、肉、魚介を入れたボリューム感のある湯豆腐を提供してました。それまで学んだ湯豆腐は昆布出しに豆腐のみ。ちょっと飾りに梅型に剥いた人参や青もの(菜っ葉)を入れるのみです。京都で食べるような豆腐のみのシンプルな湯豆腐。なので、湯豆腐=少し上品な料理。という概念を持っていた私はその大衆割烹で伝授された「ボリューム湯豆腐」は邪道に感じていました。「なんや! これ! 湯豆腐ちゃうぞ!」と思っていました。が、これが秋から春にかけて売れまくるのです。実際、私も何度も食べましたが野菜の甘味や肉、魚介の旨いが出し汁にしみ出し、その旨味が豆腐に移るので、上品な湯豆腐とはまた違った美味しさが楽しめるのです。この頃から、私の料理に対する固定概念が破壊されていったような気がします。簡単にいうと料理に対する考え方が柔軟になっていったわけです。

あなたが湯豆腐を食べたいと思った時に是非作って欲しい、ボリューム感のある「肉と野菜のガッツリ! 湯豆腐」のレシピ、今から公開します!

レシピ

【材料】
白菜……100g(大3枚)
つる菜……1株
絹ごし豆腐……200g(1/3丁)
豚肩ロース肉……100g
出汁昆布……2g(小1枚)

 

1.白菜は3~4cm幅に切ります。

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2.白菜を鍋(一人鍋)に入れ、その上に8等分に切った豆腐をのせます。

豆腐が鍋底に焦げ付くことがあるので白菜の上にのせています。

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3.水をタップリ(9分目)入れ、出し昆布も加えて強火にかけます。

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4.鍋を沸かしている間に、つる菜を切ります。

葉を茎からちぎり取り、茎は斜めに細く刻んでおきます(茎が太いので刻んで熱が通りやすくします)。

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5.鍋が沸騰したら、弱火にして煮込みます。アクが出たらすくい取ります。

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6.白菜が軟らかくなったら、豚肉を加え煮込みます。

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7.豚肉が白くなり、熱が通ったら、つる菜を全部ぶち込みます。

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8.つる菜が軟らかくなったら出来上がり! すぐに火を止め熱々のうちに食って下さい。

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昆布出しなので、ポン酢をつけながら食べて下さい! 大根おろし、一味、刻みネギなど薬味があれば最高です。

「寒い!」と感じたら、「肉と野菜のガッツリ! 湯豆腐」を作って下さい!

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