Amazonの影がここにも。トイザらスは少子化でも生き残れるのか?

 

リアル店舗とオンラインの融合が生き残りを可能にする

トイザらスがリアル店舗を駆使しながら生き残る策とは「おもちゃを買うならやっぱりトイザらスだよね」と言われること。即ち、リアル店舗であってもオンラインであってもトイザらスが選ばれるという意味です。

トイザらスは、他社との差別化を図るため、今、国内外のおもちゃを豊富な品揃えにするだけでなく、玩具メーカーの協力のもと、トイザらス、ベビーザらスだけでしか購入できない自主商品を充実させ、且つ、店舗のスタッフが、リアル店舗で扱っていない商品もオンライン注文し受け取りを指定場所や近隣店舗にできるサービスを実施することで、リアル店舗とオンラインを融合させ、便利さを提供しています。

しかしスマホが買い物のツールとなる今、日本で消費者が求めるキーワードは、「商品があるのか?」そして「いつ商品が届くのか?」です。

トイザらスが生き残るためには、アマゾンが掲げる「いつでもほしい物が見つかり、楽しく便利に買い物ができる」というオンラインビジネスの土俵で戦おうとはせず、必ずしもリアルなお店には在庫がないかもしれないけれど、トイザらス、ベビーザらスでは、いつでも、どこでも、どのようにでも、シームレスに買い物を楽しめる機会と記憶に残る体験ができる場所になる仕組みをつくることです。

リアル店舗でなければ実践不可能な記憶に残る体験は、オンライン企業アマゾンの経験不足の領域であり、「何をすべきか?」という その答えはまだ見出していないのです。

image by: Rob Hainer / Shutterstock.com

 

IoTを通して少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する
清水ひろゆきFBオフィシャルページ

IoTを小資本のリアルなビジネスで実践するための3rdビジネス研究会
メンバー登録頂いた方々とはFB上で3rdビジネスの概念とアイデアを情報交換できます!3rdビジネス研究会に是非、登録ください!URLへ投稿(コメント)くださればメンバー登録完了(無料)

存在意義が会社を成長させる
~経営合理化協会清水ひろゆき経営コラム
オンリーワンで勝ち残る企業風土づくり
いいね!よろしく!!

ハーレー・イケアを解説した著書
”3ヶ月で売上げを20%アップさせる3つの仕組み”
~1本100円のワインで利益を生み続けるビジネスモデル~
書籍抜粋サンプルは、こちら

 

顧客を喜ばせる世界の成功企業最新戦略紹介
著者/清水ひろゆき(H&Hコンサルティング)
日本の上場企業トップと同行し米国優秀企業を紹介した米国ビジネスモデルコンサルタントが、そのトップだけが持つ独自の視点で利益を生み続ける現場演出から分析。日本の優秀企業が、米国企業から導入し、顧客を喜ばせた「オンリーワンになる法則」を事例で解説。<少量生産・高付加価値を可能にする3rdビジネス>を発信する清水ひろゆきFBオフィシャルページ
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • Amazonの影がここにも。トイザらスは少子化でも生き残れるのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け