「新年あけましておめでとうございます」このメール何が間違い?

 

相手への返礼

年末年始のあいさつをメールで受け取った場合、返信する際のキーワードは「こちらこそ」です。上で述べた、直接対面してあいさつできなかった場合の返信の例を挙げると……

ご足労いただきましたのに、
不在にして(たてこんで)おり、心苦しい限りです。
こちらこそお世話になり、ありがとうございます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

2行目の「心苦しい限りです」は「失礼いたいました」「恐縮です」としてもいでしょう。あるいは

せっかくお越しいただきましたのに
こちらこそ不在にしており、失礼いたしました。
お気にかけていただき、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

このように不在の非礼にこちらこそを付ける言い方もあります。

相手からの年始のあいさつメールへの返信としては

明けましておめでとうございます。
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

このように返礼にも「こちらこそ」を添えるとよいでしょう。相手あっての自分であることに感謝し、「お互いさま」「おかげさま」という気持ちを返礼に添えて伝えたいものです。

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仕事美人のメール作法
著者/神垣あゆみ
広島を拠点に活動するフリーランスのライター。若手ビジネスマン向けにメールマナーの基本を解説した『メールは1分で返しなさい!』(フォレスト出版)など著作多数。
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