「誰のために働いてるのか」と悩んだら思い出したい、仕事の原点

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 自分は誰のために働いているんだろう…などと考え込んでしまった経験、ありませんか? そんな悩みに明快に答えてくださるのが、 無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者でマーケティング戦略コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんは、「誰かのためになっていると考えればこうした疑問はさほどの問題ではないと気づける」とした上で、「一番ダメな悩み方」についても言及しています。

あなたは誰の為に働いてますか?

日々がんばって働いているビジネスマンの話を聞いてると時々こんなことを耳にします。

「会社のために働いているのか? 自分のために働いているのか? がわからなくなるときがある」

結論をいうと、そんなことは別にどちらでもいいと思います。会社のためであろうが、自分のためであろうが、家族のためであろうが、どれだっていいんです。どのような仕事にしても、お客様がいなければ成り立たないわけで…、会社のために働いていることが、お客様に喜ばれ、それが自分や家族のためになるのであればそれでいいし、自分や家族のために働くことでお客様から支持され、それが会社にとっても有益ならそれでいいし、お客様のために働いていることが、自分の喜びとなり、それが結果的に会社の利益に繋がり、給料が上がることで家族の喜びとなればそれでいい。

つまり、誰のためという出発点を見るのでなく、結果的に同じである、というくくりにしておけば、自分の仕事に対する動機付けはぶれないですみます。

順序はどうあれそれは誰かのためになっているということです。こうしたイメージを持っておくと、自分は誰のために? という疑問はさほど問題ではないことに気がつくでしょう。誰のために仕事をしようが、結果的にどこかに少しでも貢献できているのであれば、それはそれでいいのです。

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