デキない男は「忙しい」しか言わない。1年に3カ月は仕事を休め

 

最近思うのは、自分の理想の働き方として、1年間の間に9ヶ月は働いて、3ヶ月は海外旅行したりして遊ぶ、というのがいいんじゃないかということです。「じゃあ今までの4分の3しか働かないってことですか?」と考えるのは仕事のできない人の考え方で、仕事をどんどん作れる人は、意味は分かると思います。

3ヶ月間は仕事をせずダラダラ遊ぶのではなくて、次のビジネスや企画を作るための時間です。3ヶ月間いろいろなところに放浪してみると、いろんなことに出会い、いろんなことを考えられます。つまり、普段仕事をしていたら目を向ける余裕がないことに目が向けられる、ということです。

飲食店で言えば、9ヶ月間はレストランを開業するけれど、あとの3ヶ月間は海外をいろいろと旅して海外の一流のレストランの料理人たちと会いにいったり、いろんな食材を探してみたり、美術館で色彩を学んだりと、次の9ヶ月間の仕事をもっともっと高度なものにするインプットや準備をするための期間ということです。

3ヶ月もそんな余裕をがっさりと確保しておけば、今まで12ヶ月かかってダラダラやっていたことを9ヶ月でやらなければならない、という緊張も生まれ、仕事にメリハリが生まれそうな気がするのです。

それと同じ感覚で、1週間のうちの4分の1とか、1日のうちの4分の1とかを余裕の時間としてがっさり確保してみる。そうすれば、忙しくてなかなか目を向けられないこともどんどん取り入れることができて、さらなるジャンプアップができるのではないでしょうか。

私もまだまだです。

2017年はそういう余裕を大事にしていきたいと思います。そして、そういう考えができる人と、もっといろいろと仕事をしていきたいなと思います。

【今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

・2017年は、現在の仕事量やクオリティを下げることなく現在の仕事の時間を単純に4分の3に短縮するとするとどのような工夫が必要になるか。ノートにまとめる。

image by: Shutterstock
 
 
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