世の中に「脳トレ」のグッズや方法は数え切れないほどありますが、毎日継続して、となるとなかなか億劫なものですよね。ところが、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』で紹介されている方法は、通勤路で、しかも遊び感覚でできるというユニークなもの。休日でも家の周りをお散歩しながらできてしまうので、まさに毎日できる脳トレですよ。
頭を鍛える一つの工夫
脳や学習に関する本を何冊か読みました。まとめ読みすると、だいたいどの本でも言っていることはそんなに変わらないなと感じます。
また少しずつご紹介したいと思いますが、「頭を鍛える」ということで言えば、定型的なことばかりだと脳が快感を得られないので、結果として脳の活力が失われる、ということがありました。
まあそうでしょう。毎日が同じだと面白くありません。
たとえば通勤経路。これはなかなか変えられません。私も電車通勤をしていたころ、気がついたら職場にいた、ということもありました。それぐらい頭を使ってない。
そういう「通勤経路」や「家の周り」などのごくごく「日常」となってしまっているところを、新たな視点で見直してみるというのが一つの工夫です。
ある本では「地図を持って、上から眺めながら、自分がどこにいるのかを把握しながら歩いてみよう」というのがありました。今ならスマホのマップアプリで簡単にできますね。
地上から眺めていては見えない建物や裏通りなども地図では見えます。ちょっとそちらに歩いてみたり、今まで気にしなかった建物の名前が目に入ったりします。
周りをよく観察する。その際、平面の視点と立体の視点を切り替えながらだとさらにいいですね。
家から最寄り駅までの地図を、何も見ずに書けますか? 毎日通っている道なのに、案外書けないものです。
どこに信号があったか。どこに橋があったか。どこにどんな目印があったか。
そういったことを地図を見ながら歩くことで頭に入れます。そうすると普段の通勤でも、目に入ってくる景色と、頭の中の地図とを連携させられます。それが脳へのいい刺激になります。
これは今日からでも簡単にできる「遊び」です。遊びながら脳を鍛える。私はこれが一番だと思います。