質屋はもうオワコンなのか? 勝ち組「大黒屋」に学ぶ生き残り戦略

 

中小企業は大黒屋に何を学ぶべきか?

自社が戦っている市場は、いずれ衰退していくものである。

多くは、黒船がその業界を破壊しにくる。

したがって我々は、その脅威に備えなければならない。

質屋の業界の衰退も、買取店の台頭で、顧客ニーズを拾いきれなかったのが一因であろう。

大黒屋の事例から学べることは、顧客ニーズをとらえ先手を打つこと。

特に、ターゲット層が、今は気づいていないが、心のどこかで価値を感じていること、すなわち、潜在的なニーズをいち早く発見し、自社が提供できることを素早く実践することだ。

もう1点は、狭い分野でもよいので、1位になること。

最低限の市場規模があり、かつ、自社が勝てる狭い分野で1位になることで、思い出してもらえる「想起度を上げること。

そして、直後に周辺需要に対応できるように、横展開の仕組みを入れておくことが重要だ。

image by: 大黒屋公式HP

 

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