スーパーやおもちゃ売り場での、子どもの「これ買ってー!」攻撃に悩まされている方、少なくないと思います。最終的には大泣きする子どもに負けて、買うつもりのないモノを購入し店から慌てて退散…なんて経験、できればもうしたくないですよね。今回の無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では、そんなシーンで驚くほど効果を発揮する対処法が紹介されています。
コレ買ってー
「パパ、これ買ってー」
「プリン買いたい~」
そうです。いつものアレです(笑)。今号では、子どもがおねだりをしてきた時の対応についてお伝えします。
1.受容
他のコミュニケーション同様、この場面でも、真っ先にするべきことは子どもの気持ちを受け止めること。買うか買わないかは後で話すことにして、最初に子どもの「買いたい」願望を受容してあげましょう。
「パパ、プリン買いたい~」
「おう、そうかそうか。リナはプリン買いたいんだね」
たったこれだけのことですが、非常に重要なステップです。
この最初の対応を誤ると話がこじれてしまい、説得に苦労したり、親子共にストレスの残る顛末となってしまったりするので、よーく肝に銘じておいてください。
2.「本当の望み」を確認
ほとんどの場合、「××買って」と子どもが言う時には、買うこと自体は目的ではありません。その向こうに本来の望みがあり、その望みを叶えるために「買って」と言っていることが多いもの。
質問を投げかけて、本来の望みを聞き出しましょう。最もベーシックな訊き方は「それを買ったら、何がどう嬉しいか?」です。
「リナは、プリンが買えたらどんな風にうれしいかな?」
「えー、ご飯の後に、おいしいデザートが食べられるからうれしい♪」
「そうかぁ!ご飯の後においしいデザートが食べられると、うれしいんだね。」
子どもが自分の意見を言った時には、なるべく毎回「受容」の一言を。