4月からの新生活、もしくは新年度を機に家電の購入や買い替えを考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし…、無考えに買ってしまっては泣きを見る可能性がある、とするのは無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さん。今回の記事では、家電や家具を購入する際に「意識しておくべきポイント」を記してくださっています。
7年後の暮らし
さて、本日は変化のお話。
節分が過ぎて春が近くなった気がしますね♪ この季節になると一斉に出てくるのが、「春の新商品」ってヤツです。いや~、化粧品メーカーから出される春の新色に弱いんですよね。弱いのがわかっているので、この時期デパートの一階は通らないようにしていますけど(><)
この春の新商品が出るタイミングでいろいろ買い換えをされる方もいるでしょう。そのときに意識して欲しいのが耐用年数と家族の変化です。家庭で購入されるものは、大半が家事になんらかの関係があるものばかりです。サッカーボールひとつだって、収納場所が問題になりますからね。中でも特に関係が深いのは家電と家具です。この二つの耐用年数と家族の変化は、意外と毎日の家事に直結しているんですよ。どこのご家庭にも以前はよく使っていたけど、最近は使わなくなったモノっていうのがあるもんです。こういうモノこそが貴重なスペースを奪っていたり、家事動線を邪魔したり、片付けの対象になったりするんですよ。
これは、購入時に耐用年数と家族の変化を予測しきれなかったときに起こるのです。なので、購入時には、これをよくよく考えてみる必要があるんですね。
……ま、そうは言っても、予測仕切れないのも道理なんですよね。10年なんて長いスパンじゃなくても、5年、7年くらい経てば家族もその生活も激変しますから。
- 6歳の子供は中学生になって自転車通学しているかも
- 20歳の息子は就職して一人暮らしを始めているかも
- 生まれたばかりの子は小学生になって学校や塾で忙しいかも
こう考えると、7年なんてあっという間で、そしてビックリするほどの変化が起きうる期間なんですね。これは子供に限ったことではなくオトナだって同じです。ただ、子供は学齢によってはっきりした変化があるのでわかりやすいだけで。
オトナだと、年齢や体調の変化だけでなく職場を変ったり、引っ越したり、ひょっとして結婚したり、一人暮らしを始めたりといったことが起こるでしょう。実家暮らしの大学生が、子供を持つ親になっているかもしれないわけですよ。むー。