名作を繰り返し読め。弁護士が伝授、デキる男になるための読書術

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良書に触れ、そしてそれを何度も読むことの効用は各所で語られています。そんな中、無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者で現役弁護士の谷原誠さんは、ご自身の読書体験を通して掴み取った「良書を繰り返し読むことによって得られる人生のメリット」について、独自かつ納得の説を記してくださっています。

本を繰り返し読むと…

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

ビジネスに限らず、人生において、良い本を読むことの重要性については、語り尽くされている感があります。そして、良書は一度読むだけではなく、繰り返し読むことが大切だという言葉もよく聞きます。読書が好きな方は、折に触れて読み返し、読むたびに気づきや発見がある、という本が何冊かあるのではないでしょうか。

私も何度も読み返す本があります。自己啓発書でいえば、たとえばナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』、デール・カーネギーの『人を動かす』、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』などは、何度も読み返し、読むたびに新たに得るものがあります。

本を繰り返し読むと、書いてあることをほとんど覚えてしまうほどになります。これは、言葉や言い回しを覚えるということだけではありません。過去に何度も読んだ本を読み返しているとき、その時読んでいる部分の先の内容が自分の頭から出てくるような感覚になることがあります。あたかも、著者の思考によって考え、自分が語っているかのような感覚です。

これはもちろん、その先の内容を記憶しているからそう感じる部分が大きいのでしょうが、私は、著者の真意を理解し思考に近づいた結果であると解釈しています。読むたびに気づきがある、というのは、前回読んだときは、まだ近づけていなかった著者の思考に一歩近づくことによって理解が深まった、とも言えるでしょう。

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