「フィンテック」ブームの震源地・米国で懸念されるバブル崩壊

 

(4)フィンテックに関する懸念点

突如、急激に注目を集めることになったフィンテック関連企業だが、早くもバブル状態、あるいはすでにバブルが弾けたとの指摘も出てきている。

2016年6月、経済誌フォーブスが「代替レンディングは既にバブル状態にあり、何かすべき」と題する記事を掲載。

フィンテック業界は供給過剰に陥っており、新規顧客の確保コストが、従来の100 basis points (1%)から過去18ヶ月ほどの間に高騰して3~5%になったなどと報じている。

このような状況を反映してか、ベンチャー・キャピタルからのフィンテック関連企業への投資額も2016年第一四半期以降は減少傾向へ 。

ただし、今後も引き続き、フィンテック関連企業の動向には要注目となっている。

今回は細かすぎるので、各フィンテック企業ごとの動向には触れていないが、また何かの機会に触れることになるだろう。

image by:Shutterstock

 

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ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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