コメダ珈琲vsコンビニカフェ、全国で激化するコーヒー覇権争い

tempo20170220
 

先日コメダホールディングスが、自社が展開するコメダ珈琲店を2年後までに沖縄を除く全都道府県に出店すると発表しました。コンビニのカフェ化が進む中、なぜコメダは今、攻勢に出たのでしょうか。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんが、激化するコーヒー市場について詳しく分析しています。

コメダ、沖縄を除く全都道府県に出店。覇権争いが激化

佐藤昌司です。2017年2月19日付日本経済新聞は「コメダホールディングス(HD)は『コメダ珈琲店を2年後までに沖縄を除く全都道府県に出店する。空白地域だった東北北部3県のうち岩手に初出店し、残る青森、秋田でも出店パートナーの選定に入る」と報じました。

コメダは新規出店を加速させています。2016年8月には北海道に初出店しました。同年9月から11月までにおいて宮崎、鹿児島に出店し、九州全県への出店を果たしています。出店していない都道府県は青森と秋田、沖縄だけとなっています。

同社はすでに2020年度末までに国内外で1,000店舗を目指す方針を表明しています。海外での展開も推し進める方向で、2016年4月には上海に海外初出店を果たしています。

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