安倍総理の「涙」は本物か。日本人が全力で挑む「残業のない日」

kitano20170223
 

かねてから「先進国にも関わらず労働環境が酷い」と世界中から指摘されてきた日本ですが、電通過労自殺の一件を期に「労働環境を早急に改善せよ」との世論が高まり、ようやく政府が重い腰を上げる運びとなりました。この流れを受けた無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、「日本は変わるまでに時間はかかるが、動き出したら早い」と、安倍総理、そして小池知事への期待感を示しています。

子供が多いと税金が安くなる?

先日、こんな記事を発見しました。

<自民有志議員>子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ

毎日新聞 2/19(日)10:20配信

 

自民党の有志議員が近く、子どもの多い世帯ほど所得税が軽減される「N分N乗(世帯課税)方式」の導入に向けた勉強会をスタートさせることが分かった。少子化に歯止めをかける所得税改革と位置付け、党税制調査会での本格的な議論につなげる考えだ。

子どもの多い世帯ほど所得税が軽減させる」そうです。どういうことでしょうか?

課税所得は家族の人数で割ることで決まるため、子どもが多い」世帯ほどより低い税率が適用され、税額が少なくなる仕組みだ。

 

所得が1,000万円で両親と子ども2人の4人世帯の場合、控除を省略して考えれば課税所得は4分の1の250万円で適用される税率は10%。同じ所得の単身世帯に税率33%が適用されるのと比べ、所得税額は3分の1以下になる。
(同上)

現状見ると、

  • 独身男性で年収1,000万円=税率33%
  • 既婚男性(奥さんと子供2人)で年収1,000万円=税率33%

これだと、独身男性は優雅に暮らせますが、結婚して子供が2人いる男性は独身男性と比べて明らかに負担が大きいですね。

これを改めたい。どうするの?

  • 独身男性年収1,000万円=税率33%
  • 既婚男性(奥さんと子供二人)年収1000万円=1,000万円÷4(男性、奥さん、子供、子供)=250万円

一人当たり所得は250万円と見なされ、税金は3分の1以下の10%になる! 実にすばらしいですね。他国での実績はあるのでしょうか?

N分N乗方式はフランスで1946年に導入され、80年代に拡充された。同国の2015年の合計特殊出生率は1.96と日本(1.45)を大幅に上回っており、N分N乗方式が人口減少を食い止めたと評価されている。
(同上)

フランスで既に実績があるそうです。フランスは、欧州ではめずらしく出生率が高いのです。勝手に高いのではなく、高くなるように、考えてやっている。まだ「勉強会」の段階みたいですが、こういういい政策は、速やかに導入に踏み切ってほしいです。

日本に一時帰国してテレビをつけたら「日本は少子化で、お先真っ暗だ。『お先真っ暗』であることを前提に人生設計をたてよう」みたいな座談会をやっていました。

バカバカしい。「少子化、「解決できる問題」です。フランスがそうですし、ロシアも劇的に出生率を増やすことに成功しています。出生率1.17を1.7まで増やしたロシアの秘策については、こちらをご一読ください。

日本以上に深刻な少子化問題を解決した、ロシアの大胆な「奇策」

日本政府は、是非こちらの方法も採用して欲しいです。

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