激まずグルメにゲンナリ…ガイドブックには載らないヨルダン裏案内

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『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本一周の旅を終え、イスラエルとパレスチナ自治区の街をブラブラ歩き、一悶着あってヨルダンへ入ったと思ったら、ヨルダンのホテルやグルメの「恐ろしさ」に驚いていたようで。。。

ヨルダンに到着した大魔王が、ホテルとグルメと移動手段を伝授!

ガッハッハッハッハッハ!! 魔界から来た大魔王ポルポルだ。

我輩はいまヨルダンにいるぞ。ヨルダンとは中東の国。隣にはイスラエル、シリア、サウジアラビアと隣接していて、あんまり旅行には適していない国だ。

国民の大多数が中東戦争よりイスラエルに占領されたパレスチナから流れてきた難民とその子孫ばかりである。

ヨルダンはテロとか紛争とか危ないイメージが多いと思うが、あんまり長居はしたくない場所であるな。さて、今回は『魔界流ヨルダンの過ごし方』を説明してやろう。

「過ごし方」といっても、ヨルダンの主な観光地である、ぺトラ遺跡や、ワディラム、死海などに行くわけでもなく、ただただ普通の過ごし方になっておる。

それでは、まずは移動手段から!

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ヨルダンでは、相乗りタクシー、バスを使うことをオススメするのだ!

タクシーだと自殺行為。乗ってもいいけど、ボッタくられてしまう。なので、セルビスという4~5人乗りの相乗りタクシーか、長距離バスでの移動がオススメなのだ。

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どちらもリーズナブルな料金。バスは日本円で300円ほど。相乗りタクシーは80円くらいであった。

次にホテルに行く!

これらの移動手段を使って、まず何をしなくてはいけないのか。

それは、「予約した宿に行く」ことである。我輩は魔王なのに金がない。なので、安めの宿に泊まろうとしていた。

そして、こんな見知らぬ土地で宿泊するなら、アジア人が少しでもいるであろう宿泊場所がいいのだ。我輩はさっそくグーグルで検索。

そして、結果、首都のアンマンにある「Mansour Hotel(マンスールホテル)」というホテルに泊まってやった。ここは通称「コーダホテル」という名前をあだ名がある。

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昔、日本人のコーダさんという人がイラクで亡くなり、その亡くなる前に最後に泊まったホテルがMansour Hotel(マンスールホテル)だそうだ。

なので、コーダホテルとも呼ばれている。我輩はそこに泊まることにした。

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コーダホテルはアンマンの裏路地のところにひっそりと建っていて、結構見つけにくい。玄関近くには怖そうなヨルダン人がウロウロしていて、我輩を見るなりギロっと睨み、覇気をムンムンと放出している。

このホテルには、世界一周をしたり、マニアックな旅行者だったり、日本人を中心とした人が集まることを知ってなのか、

「お金くれ。」

と言ってくる子供がいる。1ディナール(約160円)を催促してくるのだ。しかし、こういうところでヘタにお金をあげても、後々めんどくさくなったりするので、我輩はその言葉を無視してやる。誰が何と言おうと無視し続けてやる。何度も何度も催促してくるが、何度も何度も無視をする。

子ども:「プリーズ・マネー!!!」

我輩:「・・・・」

子ども:「プリーズ・マネー!!!」

我輩:「・・・・」

子ども:「プリーズ・マネー!!!」

我輩:「・・・・」

子ども:「プリーズ・マネー!!!」

我輩:「・・・・」

子ども:「しねーーーーーー!!」

最終的に「ファ●ク」と言われ、我輩のポケットを触ってくる。ポケットに触ってくるというのは、スリを行おうとしているので、我輩はその手を払いのける。

すると、またまた「フ●ック(しねーーーーー!!)」とか「ゴートゥーヘル!(地獄に落ちろ!)」と、魔族なのにそんなことを言われてからでないと、このホテルには入れないのだ。

というトラップを潜り抜けて着いたのがこの部屋。

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全体的に薄暗くて寒い。寝心地も悪い。部屋に暖房がないので、ひたすら我輩の体の新陳代謝を良くして体を温めるしかない部屋だ。

ホテルには、すこしはアジア人がいるだろうと期待したが、宿泊しているのは全員中東人だった。最悪だ。そんなことを気にしながらも小腹が空いたので街に出てみた。

「レストラン」の文字が読めない。どれがレストランなのか分からないのだ。

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とにかく全部がアラビア語だ。

意味の分からない使い道のないものばかりが売っていて、やたらと服屋さんがいっぱいある。しかし、レストランがない。

せっかくヨルダン飯を食べてやろうと思ったのに、どこにレストランがあるのかすらわからないのだ。

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ヨルダン人:「あ・・あ・・あ・・あ・・あいつ日本人じゃないのか!?!?!?」

という目線を送られる。しかし、その目線を全て無視しながら我輩はレストランを探した。

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とにかく、どこにレストランがあるのか分からないので仕方なく、ヨルダン人がこぞって食べていた、お好み焼きの様なピザの様なヨルダングルメを食べてやった。

これは、町の屋台の様なお店で売っていた料理だ。調べてみると、KUNAFA(カナーフェ)というスイーツだそうですが、魔界にはないマズさだった。

トロトロに溶けたチーズの上にモジャモジャの砂糖が乗っている。が!甘すぎて。甘すぎて…。チーズケーキとは違って、シロップのようなクドイ甘さだ。そして焼いているのでほんのり温かい。まとめるとグチョグチョした砂糖の塊みたいな味だった。

あまりのまずさにヨルダングルメに期待が持てなくなった。

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なので、ホテルでインスタントラーメンを食べてやった。

そして、ホテルに戻るときにも玄関前の子供に「お金をくれ」と言われなければいけません。

その子供を無視して、「フ●ック」と言われてからラーメンを食べました。

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そして、次の日。ヨルダンの空港「クイーンアリア国際空港」へ行ってやった。

ちなみに、ヨルダンのクイーンアリア国際空港では、宣伝目的のためか1GBのSIMが無料でもらえるぞ。これはzainというSIM会社にSIMをくれ、というと無料でもらえるというもの。

空港での待ち時間ぐらいなら1GBで十分なので、ぜひもらってみるといい。

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SIMフリー端末を持っている人は、これをもらってネットに繋げるのだな。それから我輩はタイへ飛んだとさ。

(つづく)

 

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