多くの若者にとって、文字通り人生の岐路である『就職活動』。
世界を股にかけるグローバル企業から地域に根差した中小企業、あるいは公的な仕事など、人によって目指すゴールは様々である。
ところでこのような就活というと、ペーパーテスト以上になにより“鬼門”とされるのが、志望先の人事、あるいは役員相手に行われる「面接」だろう。
自分の長所をアピールし、いかにその仕事に就きたいかを熱弁する。これが基本なワケだが、それだけしか喋れないようでは落とされてしまう可能性が高いということは、改めてお伝えするまでもない話である。
では実際のところ、採用する側としては、どのような点に重きを置いているのだろうか?
その一端が良くも悪くも伺える、ここ最近Twitter上で話題となっている、ある社長さんの“持論”をご覧いただきたい。
採用面接で、「私のツイッターを読んでいますか?」という質問をするようにしている。 読んでいない人材は、不採用。 面接に来る以上、社長のツイッターを確認するのは、一般常識でしょ。 非常識な人材は仕事もできません
— 森川勇治 (@yujimorikawa) 2017年3月16日
え、そこなの!?
まあ一緒に長く仕事する人間を選ぶ以上、自分の好みや考えを深く知ろうとする人を採用したいという考えは、確かに間違っていないのかもしれないけれど・・・。
なお、他のTwitterユーザーは、この思想についてどちらかというと『否』と思った人が多いようで、森川氏の当該ツイートには、多くの人からの“反論”が寄せられる事態になっている。
以下のまとめは、そんな彼の発言について意見表明した方々による“反応”の一部である。
■以下、Twitterの反応
.@yujimorikawa 読んだぞ
内定よこせや— 森ノ宮マリノス (@29_yfm) 2017年3月18日
@yujimorikawa 貴方のツイートを見た人は、貴方の会社を受けようとは思わないのでは?笑
— 眠りを誘う青きそぼろ (@soborogohaan) 2017年3月18日
さすがに釣針でかすぎるでしょwwwwwwwww https://t.co/Lm8NLZ4TIh
— なず@ship2 (@miharu114) 2017年3月18日
採用されても、ふぁぼっとかないと馘になりそう。 https://t.co/Q1l2Ti9164
— 目をひからせるのが得意なフレンズ (@anekos) 2017年3月18日
これは非常に良い反面教材。
・中小零細企業は「採用してやる」より、「興味を持ってくれただけで光栄」くらいの姿勢が望ましい
・「何を言っているか」より、「何をやっているか」が見られている。IT経営者がレイバンスパムを踏んだらダメ
・「忠誠心」より、「人柄」「能力」を重視すべき https://t.co/QNC9mo8GLS
— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) 2017年3月18日
正直、フォロー数が全てを物語ってる https://t.co/JLrLOVKV51
— まーむるもーま (@mamurudesuyo) 2017年3月18日
こんな奴の会社、入りたいか?https://t.co/UszcMXeMS3
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2017年3月20日
なるほどなるほど
社長のツイートを読んでない人 → 面接で不採用
こんなツイートを読んだ人 →社長がアレなので、面接受けにいく気をなくすつまり、御社は、「今年は採用しません」といいたいのですねwhttps://t.co/IuqJkox9ij
— ニワカは相手にならにょ (@NiwakaBahn) 2017年3月20日
なんで興味もないツイート垂れ流してるのを見なきゃいけないんですか(正論) https://t.co/o7uTRup3gH
— FoXbatMiG25P (@foxbatMiG25PD) 2017年3月18日
面接時
森川社長「私のツイッター読んでますか?」
受験者「ハイ!先日は炎上していました!」
森川社長「合格!」@yujimorikawa— わんわんにゃー@朝日はウソを書く (@ooooiioiioooo) 2017年3月18日
記事提供:ViRATES
画像出典:写真AC
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。