無性に「コッテリ」としたものが食べたくなる時ってありますよね。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが紹介してくださるのは、突然そんな気分に襲われても8分後にはもう食べられるという、最強の時短丼。まさにメルマガタイトル通りの「ガッツリ丼レシピ」ですよ。
厚切り豚バラ肉の生姜焼き風ガッツリ! マヨネーズ丼
gatugatu佐藤です。「コッテリしたもん喰いてぇ!」って時の超簡単! スタミナ! 肉のどんぶりを伝授します。
「今日は、なんかもうめちゃくちゃコッテリしたもんが喰いてぇ!」と思うことはありませんか? 私は、30代まではそう思うことがかなり多くありました。今も思うことが多いですが以前よりは減りました……。多分ですが、こういう時は体がそれを欲しているのだと思ってガッツリ食べてました。脂分が胃に負担をかけることを無視して……。なので、もし、あなたにもこういう衝動的な気持ちが起ることがあるなら、その気持ちはよ~く分かります。私は43歳のおっさんになってしまいましたが(年配の方からするとまだまだ若造ですが……)、そういうコッテリ料理が食べたいと思った時に限っては、「まだまだ若いな……」とニヤッとした顔になります。そんな時にオススメなガッツリ喰える、こってり、脂ギッシュ、高たんぱくの「スタミナ豚バラ肉のガッツリ丼」を紹介します!
そもそも、スタミナ料理とは……炭水化物、たんぱく質、脂肪の3つが全部が含まれた料理のことをいいます。にんにくが入ればスタミナ料理というイメージがあると思いますが、本来は上記の3つの栄養素が1つの料理に全部含まれたものスタミナ料理というそうです。確かに、炭水化物がエネルギーになってたんぱく質が血、肉を作り、脂肪は体のホルモン作用の大事な原料となります。それらが1つの料理で摂取できる、なんか元気が出るような感じがします。
で、その元気が出そうなスタミナ料理、「厚切り豚バラ肉の生姜焼き風ガッツリ! マヨネーズ丼」は、調理時間たったの8分。なんでそんなに短い時間でできるのか? それは、玉ねぎと豚肉を焼いて、それをどんぶりごはんにのせてタレをぶっかける。作業がたったこれだけだからです。休みの日の昼飯にこの料理をよく作りますが、早い時は5分で作ります。「食べたい!」と思って5分後には食えるわけです。で、生姜焼き風のタレをかけるのでシンプルで美味しい。吉野家さんの牛丼よりには出来上がりの速さに若干負けるかもしれませんが、美味しさは多分負けてません! 負けてないついでは、圧倒的に「コッテリ」なところ。
今、「コッテリ食べたい気分」なら本日中に食べて欲しいので、マヨネーズまでガッツリかかった、コッテリ中の「コッテリどんぶり」を説明します!
レシピ
【材料】
豚バラ肉の厚切りスライス……150g
(5cm幅くらいにカットしてあるものがベスト)
玉ねぎ……小1/2個(80g)
マヨネーズ……少なめにかけて後で足す
刻みネギ……少々
サラダ油……小さじ2杯(10cc)
《タレ》
焼肉のタレ……40ccくらい
おろし生姜……5g
1.玉ねぎは、皮をむいて縦2等分し、その半分を繊維にそって1cmの厚さに切ります。
あまり薄くスライスすると、早く熱が通り過ぎてベタッとした玉ねぎになります。ある程度厚みがあるほうがほどよい歯応えが残ってイイ食感になります。
2.豚肉を焼きます。
その前にすぐ盛り付けできるようにどんぶりにごはんを入れておきます。フライパンを強火で熱し、油を入れ煙が出てきたら豚肉を重ねないように広げて入れます。片面30秒~40秒焼いたら、1枚ずつ裏返し反対面も同じように焼く。赤い部分が見えなくなり、熱が通ったら豚肉を皿に取り出します。
3.フライパンは洗わず、そのまま玉ねぎを焼いていきます。
玉ねぎが軟らかくなってきたら豚肉をフライパンに戻し、玉ねぎと混ぜます。
4.混ざったら、どんぶりごはんにガサッとのせます。
そのままフライパンを再度火にかけ「焼肉のタレ」とおろし生姜を入れてひと煮立ちさせます(沸騰させる)。火を止め”タレ”を豚肉と玉ねぎ全体に回しかけます。
5.マヨネーズをかけて、刻みネギをのせたら完成です!
「こってり料理が食べたい!」と思った時は、作ってみて下さい。たったの5~8分で完成可能! 肉類のスライスなら何でも応用が利きますので、牛肉や鶏肉でも作ってみてください!