職場で「誰にでもできる仕組み」を作れる人こそ、年収がUPする

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「誰にでもできることができても年収は上がらない」というのは自明の理ですが、では逆に「年収を上げるため」には何をすればいいのでしょうか。そんな疑問に答えて下さっているのが、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。かつて自らも実践した「勝ち組になるための具体的な方法」を記してくださっています。

何かの仕組みを作ってみる

社会人として高めの年収を目指すのなら、誰でも出来ることが出来てもダメなんですよね。何度も言いますが、誰にでも出来るということは、一番安い人でも構わないということですから。

ところがこの絵図を裏側から見ると面白い事に気付くはずです。それは、どこかの誰かが、「誰にでも出来るように設計していた」ということです。天から雨が降ってくるように、なぜか知らないけど、いつの間にか誰にでも出来るようになっていた、なんて話はこの世には無いんですよ。初めは専門家しか出来なかったはずで、それが出来るようになるために一定期間の教育とか、知識とかが必要だったわけです。そしてそれをジュニアな人(つまりレベルの低い人)にやらせて大失敗したこともあるはずなんです。

そういうことを繰り返しながら、

  • どうやったらプロセスが簡素化出来るのか
  • どうやったら自動化出来るのか
  • どうやったら機械化出来るのか
  • どうやったらエラーが減るのか
  • どうやったらもっと効率が上がるのか

と考え続け、試行錯誤を繰り返した人たちが必ず存在したんです。その人たちの弛まぬ努力のおかげで、たとえ高校生でも、たとえ今日入ったばかりのアルバイトにも、たとえ日本語が良く出来ない外国人留学生にも、エラー無く、最短の工数で出来るような仕事になったのです。

こういうのを仕組みというのですが、仕組みのウラにはその仕組みを考えて、練り上げて、形にした人たちがいるんです。実はこういう人たちが、これからの時代は高い年収をゲット出来るんですよ。

これまでも、これからも、ですけど、他者に何かをやらせる人というのは、他者に命じられて何かをやらせられる人に比べてはるかに高いおカネをもらえる上に、はるかに権力もあって、はるかに仕事が面白いということになるんです。つまりハッキリ言っちゃうと、人に何かをやらされているという時点で負け組なんですよ。

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