【書評】宝くじで1億当たった人の末路は? 気になる「あの人の今」

 

さっそく、気になる内容をチェックしていきましょう。

物の本によれば、年末ジャンボ宝くじで1等が当選する確率はおよそ1,000万分の1以下。つまり、一生買い続けてもほとんどの人は当たらない。それが宝くじというものなのだ

宝くじの当選金が払い戻される際、銀行から高額当選者に『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」などが書かれています。
(マネーフォワード取締役 瀧俊雄氏)

米バスケットボールNBAを引退した人の60%は5年以内に破産しているというデータもあります。
(マネーフォワード取締役 瀧俊雄氏)

  1. 「事故物件」では、現実問題として事故が連鎖して起きやすい
  2. その理由はいわゆる心霊現象ではなく、合理的・科学的な原因がある

個性的な名前が武器になったとしても、一過性のものでしかない。一方で、奇抜な名前の社員がいることの弊害は永続的です。
(命名研究家 牧野恭仁氏)

奇抜な名前の子ほど「周りを過剰に気にする没個性的な人格」に育ってしまう。
(命名研究家 牧野恭仁氏)

米国のものですが、「子供の有無で幸福度に差はない」という調査結果があります。プリンストン大学とストーニーブルック大学の研究チームが、「子供のいる夫婦といない夫婦の幸福度はどちらが高いか」について研究したもので、2008~2012年に米ギャラップ社実施の約180万人を対象とした調査を基にしています。
(女性のキャリアに詳しいコンサルタント 朝生容子氏)

英国オープン大学約5,000人を対象に実施した調査では、夫婦関係の満足度は、子供がいない夫婦の方が、子供がいる夫婦よりも高い結果になった。
(女性のキャリアに詳しいコンサルタント 朝生容子氏)

「高齢者は家を借りられない」はウソ

――じゃ、たとえコミュニティ・カレッジを卒業しても……。日本であろうと米国であろうと、誰も「四大卒」とは見なしてくれません。
(留学カウンセラー 栄陽子留学研究所 所長 栄陽子氏)

長期間、貯金を取り崩し、地域社会とも関わらない生活を続けていくと、たとえそれなりに資産があっても、この青い空と海を「きれいだな」と受け止める心の余裕がなくなっていくんです。
(NPO法人おせっ会 理事長 八代健正氏)

もちろん、すべての物事には「例外」があるのですが、人生はほとんど確率論。他人に起こることは自分にも起こると思って読んでおくと、人生間違わずに済むと思います。

各トピックの要点が、それぞれ「結論」「解説」という形でまとめられているので、忙しい人はここだけ読んでもためになると思います。軽い気持ちでチェックしてみてください。

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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