夏バテの不眠に効く「寝るちょっと前のお風呂」

nobusensei_0808
 

暦の上では残暑ですが、猛暑が続く毎日ですね。「暑いから」と、お風呂はシャワーのみで済ませいている人は、もしかしたら十分な睡眠がとれていないかもしれません。『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者・鈴木宣博さんに、夏でもぐっすり眠れる方法を教えていただきましょう。

残暑のころの不眠の原因

今年の残暑は例年になく厳しいです。 就寝時はエアコンをつけないと、なかなか寝つけませんね。
※屋内での冷房の効かせかたについて、8/6(木)更新のwebテキストnoteにまとめました。 8/10(月)まで無料でお読みいただけます→「室内熱中症をふせぐ冷房の効かせかた、3つのコツ

就寝前にはバスタブにつかり、冷房で冷え切った身体を温めましょう。 ここでいったん体内の血行をうながしてやると、睡眠の質が上がります。 日中、エアコンにあたったり暑い陽射しのもと移動したりで、カラダには熱や冷えの要素があちこち停滞している状態。 バスタイムに全身の血行をうながしリセットしてやると、就寝時の部屋がキンキンに冷えていなくとも、ほどよい温度設定で涼しく快適に感じられます。

この時期の、熟睡のコツ

熟睡は、床に就いてから徐々に体温が下がることでうながされます。

1.まずおおう
エアコンの効いた涼しい部屋へ湯上りの身体ではいったら、まずきちんと布団をかけるようにします。 タオルケットだけでも構いません。 カラダを覆うことで、エアコンの冷気から毛穴を守ります。

2.汗が目印
血行の良い身体は、おおわれていると徐々に汗ばみ始めます。 汗をかきはじめたら体温が下がりはじめたサインです。 このときに、タオルケットをはいだり、エアコンを切ったりと室温を調整することで入眠がスムーズになります。

残暑のころ。 眠れない・熟睡できないのは、冷えたままの身体火照った状態で床についているからです。 「バスタブ入浴→涼しい部屋→身体を覆う→軽く汗ばむ」という手順をふんで、毎晩熟睡を心がけましょう。

image by:Shutterstock

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.128より一部抜粋

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
≪無料サンプルはこちら≫

print
いま読まれてます

  • 夏バテの不眠に効く「寝るちょっと前のお風呂」
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け