何がダメ? やってもやっても仕事が終わらない人に贈る処方箋

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遅くまでの残業など当たり前、「時間が足りない」が日々の口グセに、などという状況に陥っていませんか? 無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さんは、そういう人間に限って本当に重要な仕事を「後回し」にするクセがあり、さらには重要なことに気付かず「ほったらかし」にしていることも多いと指摘し、ひとつの仕事を他の仕事と関連付けながら「効率的に仕事を片付けるコツ」を明かしています。

仕事を後回しにしないための処方箋

日々仕事をしていると、こんな思いをしたことありませんか?

「あの時にやっておくんだった」
「なぜあの時、すぐに取り組んでおかなかったんだ!」
「どうして、お客様にあの時、伝えなかったんだ!」

なんて後悔。なんの自慢にもなりませんが、私もそういったこと、多々ありました。今でこそ、その回数は激減してきましたが、それでもまだまだあります。こんなことでは、当然、モチベーションも下がるし仕事の質だって落ちます

では、そんなことにならないようには、どんな風に仕事に取り組めば良いでしょうか? 工夫の1つとして「その仕事をやらなかったことによる損失どれくらいか?」を明確にします。例えば…

  • もし、この立てた戦略をスケジュール通りに実践しなかったら、売上がいくら減少するのか?
  • もし、今日、抱えている課題に対する施策を考える時間を作ることができなかったら、来月にどれほど影響してしまうか?

などと、具体的に数字を交えて、その損失をノートに書き出していきます。そして、その数字が大きいものほど影響することが大きい、ということが分かりますから、優先順位にして影響の大きなものから取り組むようにしていきます。こうして、自分自身で危機感を募り、仕事を管理していくわけです。

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