神様扱い? 中国のコークに投資家バフェットの顔が描かれる理由

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「オマハの賢人」とも呼ばれる世界的な投資家のウォーレン・バフェット氏ですが、中国でもその名は知れ渡っています。そんな中国で、無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんが発見したのは、氏の顔が描かれたチェリーコーク。なぜチェリーコークに「投資の神様」が?

投資の神様コーラキャラに。ウォーレン・バフェット【沃伦·巴菲特】

神様、中国でコカコーラのロゴに採用です。

ハイボール用の炭酸水を買いに近所のスーパーへ。ここ半年、ビールからハイボールにチェンジして糖質制限中なのですが、炭酸水を手に取った時に気になる製品が並んでいました。

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右手は普通のコカ・コーラ。女性の口元にあてた唇がセクシーなのですが、左手は何やらメガネ爺様のロゴが付いたコーラが陳列。上段にも同じくメガネ爺様のロゴが入ったコーラが陳列されていました。

このコーラ、中国で新製品の「樱桃味(yīng táo wèi)チェリーコーク」「チェリーコーク」でピーンときた方、株式投資に興味がある方かも知れません。

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このメガネ爺様、世界的な投資家の「ウォーレン・バフェット」。「オマハの賢人」とも言われ、世界長者番付では例年一位がビル・ゲイツ、二位がウォーレン・バフェットに名を連ねる位のお金持ち。

基本的に「消費者独占型の企業」に長期的な投資をして、「コモディティ型の企業」には、投資をしないスタイルの投資家。彼が投資している企業は、アメリカン・エキスプレスやウォルマート、コカ・コーラ、クラフトハインツ(ケチャップやマスタードでお馴染み)等。

中国では「股神(gǔ shén)・株の神様」と呼ばれ、日本同様、投資に関心のある中国人にとって影響力がある人物なのです。

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