【神楽坂】ラーメン官僚が具無しでもOKと感じた、ミニマルラーメン【澄まし麺ふくぼく】

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日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・神楽坂「澄まし麺ふくぼく」の澄まし麺。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、和出汁感を前面に押し出した淡麗スープに度肝を抜かれた、澄まし麺ふくぼくの超ミニマルな澄まし麺のお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】澄まし麺ふくぼく

澄まし麺ふくぼく@神楽坂にて、澄まし麺並盛&醤油かけ麺並盛。

4月7日にオープンしたばかりの神楽坂の新店。

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夜は、日本酒を提供する『蒼穹』という店となり、麺メニューの提供は昼間のみ。ゆえに、ハードルはなかなか高め。

シンプルイズベストを旨とした「澄まし麺」と「醤油かけ麺」は、どちらも甲乙つけ難い高水準。

和出汁感を前面に押し出した淡麗スープの中を菅野製麺製の細ストレート麺が泳ぐ「澄まし麺」は、口の中でジンワリ拡がる出汁が、メニュー名のとおり、吸い物のすまし汁を彷彿とさせる。

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麺をゆっくりと数本ずつ啜り、口の中で味が膨らむサマを愉しむ。非常に贅沢な時間であり、ラーメンフリークを続けていて良かったなあと実感。

ほぐし豚、ネギ、海苔等の後乗せ用の具が小鉢で供されるが、これらの具でさえ不必要だと感じてしまうほど、麺とスープだけで1杯のラーメンとして完結している。

続いていただいた「醤油かけ麺」は、具なしの油そば。

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淡泊な醤油ベースの下味が施されているが、丹念に味わってみれば、香り、うま味、コクともに十分。

こちらも、麺の食感や麺に沁み込んだ甘辛い下味をじっくりと噛み締め堪能する、玄人向けの1杯。

いやあ、これは美味い!

営業時間の短さや行列の存在を加味しても、足を運ぶ価値が十二分にある今期屈指の良店だ。

 

 

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DATA

澄まし麺ふくぼく

営業時間 11:30~14:00 ※澄まし麺はスープが無くなり次第終了

住所 東京都新宿区神楽坂5-7

定休日 不明

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

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1972年11月生まれ。高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。日々の食べ歩きの様子は、FacebookTwitterを御参照ください。

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