コンビニ夏の陣。なぜローソンは「サラダ」推しを打ち出したのか?

 

コンビニ業界の課題を解決してみよう

1.世の中の流れから考えてみる

このコンビニ業界の現状抱える課題に対してローソンが目を付けたのがサラダです。その背景には、昨今の健康志向の高まりで数多くのサラダ専門店が出店するなど、サラダの人気が過熱していることが挙げられるでしょう。

その事実を裏付けるように2017年5月10日の産経新聞に次のような記事が掲載されていました。

健康・美容志向…野菜が「主食」に 専門店やコンビニ商品人気

 

美容や健康志向の高まりを背景に、野菜を多く摂取できるよう、サラダを主食として食べられる専門店が人気を集めている。コンビニの店頭には消費者ニーズに合わせたサラダが並び、具材を豊富に取り入れたドレッシングも登場している。

また、従来のコンビニの顧客においても野菜を多く採りたいという気持ちはあっても実際に採れていない人が多いというデータもあります。

コンビニランチ族、野菜摂取を意識していても実態は全然摂れてない問題

そこでいろんな種類や量のサラダ、それこそ主食になるようなボリュームのあるものからちょっとしたおかずになる小さなものまで提供すれば、お昼のランチや夕食の際に手にとってもらえる可能性は高まってくるでしょうし、ドレッシングもバラエティーに富んでいれば毎日食べても飽きないということにつながります。

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