心身ともに疲れが出やすい5月、「いざ夕食の支度を」という時にも、簡単な料理で済ませたいと思ってしまうもの。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが、ササッと作れる上にご飯のおかずに最高、という簡単な炒め物のレシピを紹介してくださっています。
超簡単! 豚肉と赤玉ねぎのカツオ風味甘酢炒め
gatugatu佐藤です。「炒め物レパートリーに加えたい、あっさり豚肉炒め」を伝授します。
「今日は簡単な料理で済ませたい……」こんな時のおかずは「炒め物」になりますよね? 「そんなことは無い!」と言う方もいるかもしれませんが、ちょっと食材を切るだけでいい、とか炒めるだけで短時間で作れるという点を考えれば多くの方が「イエス」と言ってくれると思います。しかも、食材が少ないほど「切る」作業が減るので楽チンです。
こういった楽チン「炒め物」のレパートリーが少ないと、「今日は簡単な料理で済ませたい……」という時に選択肢が減ります。
「この間も作ったな、これ」になる。しかし、1つでも多く炒め物レパートリーが広がれば選択肢が増え、作るのも楽しくなってきます。で、料理が楽しくなれば、「今日はしんどいけど美味しいあの手間有り料理をがんばって作ってみるか!」となるかもしれません。
そこで、おすすめしたい「炒め物」がこれ、「豚肉と赤玉ねぎのカツオ風味甘酢炒め」これは……豚肉は何でもOK、バラ肉、細切れちょっと質を上げロース、肩ロース肉を使ってもかまいません。それから、視覚機能改善に期待できるポリフェノールのアントシアニンが豊富な「赤玉ねぎ」。このたった2種の食材をササっと炒めカツオの香りドギツイ、特製甘酢タレをシャシャッと絡めるだけの超簡単! 炒め料理です。砂糖を使わない甘酢タレなのですごくあっさりで食えます。これ、ごはんのおかずに合うことは間違い無し。
時々私は、思いつきでレシピを考案し、食ってみてOK! ならブログにのせます。今回の炒め物もそんな思いつきの炒め物。現在、講座配信中の「和食の玉手箱」なら炒め物の基本、応用、ズボラ技もばっちり学べるので、ご参加の方は私と同じように「思いつき」で美味しい炒め物がササっと作れるようになります。多分、軽く50種類以上は思いつくようになるはずです。「和食の玉手箱」なら炒め物も自在に料理できるようになるということですね。
「自由自在に美味しく料理できる!」
これほど、楽しい料理ライフはないのではないでしょうか……。すでに、1回目の講座を実践され、「美味しい!息子が喜んでます!」と、さっそくこういった感想を男性の方から頂いています……。
では、私の舌が美味しい! OK! を出した、「豚肉と赤玉ねぎのカツオ風味甘酢炒め」のレシピを覗いてみて下さい。
レシピ
【材料】
豚切り落とし肉……200g
赤玉ねぎ……半玉(100g)
にんにく……1片
刻みネギ……少量
胡麻油……小さじ5cc
《カツオ風味甘酢タレ》
酢……小さじ2杯(10cc)
みりん……大さじ2杯(30cc)
濃口しょう油……大さじ1杯(15cc)
カツオ節……1つまみ(3本)
1.赤玉ねぎは天地を切り落とし皮を向いて洗って、半分に切ります。
その半分を5mm厚で繊維に沿ってスライスします。
2.にんにくも赤玉ねぎと同じようにし、2mm厚で輪切りスライスします。
3.豚肉は、5cm幅で切り分けます。
4.《カツオ風味甘酢タレ》を作ります。
鍋に《カツオ風味甘酢タレ》の調味料だけを合わせます。中火にかけ沸騰前まで沸かしたら火を止め、カツオ節をぶち込みこのままおきます。
5.フライパンを強火にかけ、30秒後胡麻油を入れます。
にんにくを入れ、菜箸で混ぜながら15秒ほど炒め、胡麻油に香り付けします。
6.豚肉をぶち込んでさらに炒めます。
豚肉はできるだけ、広げてほぐしながら入れて下さい、固まりのまま入れるとなかなかほぐれず、熱を通すのに時間がかかるため。
7.豚肉に9割ほど熱が通ったら(若干赤色が残っているくらい)、赤玉ねぎを加え、さらに炒めます。
8.玉ねぎが少し、しんなり軟らかくなったら《カツオ風味甘酢タレ》をぶっかけます。
9.フライパンをゆすって《カツオ風味甘酢タレ》を全体によく絡めたら出来上がり!
10.器(平皿)にのせ、刻みネギをのせたら完成です!
《カツオ風味甘酢タレ》レシピをマスターして他の食材でも作ってみて下さい。