そうめん食べたいけどちょっと寒い。そんな日のための温かレシピ

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日本の夏の風物詩、そうめん。食欲がない日でも、つるつるっといただけるのでこれからの季節は重宝しますよね。しかし、まだちょっと肌寒い日もある今日このごろ。それでも、おそうめんが食べたい!という気分のときには、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さん考案の「浸けそうめん」はいかがですか? 美味しくてあったかい、そうめんレシピを是非お試しください。

鶏つけ出しのガッツリ!浸けそうめん

gatugatu佐藤です。

今回は、”冷たいそうめん”は、まだ早い! という時に食べる、『簡単! 浸けそうめん』を伝授します。

日本人の不思議な習慣で、暑くなるとなぜか、”そうめん”が食べたくなります(そんな事は無い! と言う方はごめんなさい……)。これはもう洗脳されているといってもいいのではないでしょうか? 私の母親は完全にそうめんに洗脳されています。「今日は暑い!そうめん、そうめん!」といって、昼飯や晩飯を作るのが面倒な日は、必ずと言っていいほどそうめんを食ってます……。

私なら、作るのが面倒な時は、”茹でる”も面倒なので、キャベツに塩ダレをぶっかけてそれをボリボリかじっているのですが、そうめんに洗脳されると、”茹でる”ことも面倒に感じなくなるようです。話を戻しまして、暑くなるとそうめんを食べることが増えてくるとは思いますが、肌寒い日に”冷たい”そうめんは「ちょっと……」って感じだと思います。そこで! おすすめのそうめんがあります。「鶏つけ出しのガッツリ! 浸けそうめん」

「つけめん」のブームはすでに去っていますが、冷たい麺を熱々の出しに浸けるこの食べ方は、いろんな”麺”で応用できます。このブログでも、うどんで応用して「つけうどん」のレシピがあります。で、今回はそれを「そうめん」で。冷たすぎず、熱すぎず。程よい加減で食べられるので、すごく食べやすいです。”浸けだし”には、脂分のある食材をちょっと入れることで、あっさり過ぎるそうめんに”コク”を加えることができ、夏場の「めんつゆ」で食べるそうめんとは、また違った楽しみ方ができます。

今回の”浸けだし”には鶏のもも肉を。少し煮込むことで皮から溶け出るコラーゲン、脂の旨味とコク。これが加わって出汁がさらに美味しくなります。この出しのベース、「5:1:1」の割合で出しと調味料を合わせるだけ、簡単です。私、「浸けそうめん」は初の試みだったのですが、たまに作る”浸けうどん”より美味しく感じましたね。

そうめんがあれば、あなたにもすぐできるので、レシピ、メモしておいてください!

 

【材料】
そうめん……2束(100g)
もみのり……少々

《鶏つけ出し》
鶏もも肉……50g
出汁……大さじ5杯(75cc)
(水+カツオ出汁の素1つまみ(3本指))
みりん……大さじ1杯(15cc)
濃口しょう油……大さじ1(15cc)

【出汁5:みりん1:濃口しょう油1】の割合です。
(薄味が好みなら6:1:1にして下さい)

★先にそうめんを茹でておきます。
そうめんの詳しい茹で方は⇒こちらをクリック!

1.鶏もも肉は、5mm幅くらいで繊維に逆らって刻みます。

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2.鍋に《鶏つけ出し》の水、調味料を合わせ、中火にかけます。

(少ない「だし」を加熱する際は、”中火”からがいいです。強火だと鍋の内周りが焦げついてくるので)

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3.沸騰してきたら、鶏肉を入れます。

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4.1分ほど焚いたら出来上がり!

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5.そうめんは平皿に盛りもみ海苔をのせ、(4.)は小鉢に盛って刻みネギをのせて完成です!

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簡単なので作ってみて下さい!

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板前歴23年の元料理人が一人分レシピの和風料理を伝授します! 10分の酒の肴、20分以内の簡単おかず、などなど…仕事で忙しい料理初心者の 方でも、健康的でボリュームのある手作り料理がマスターできます!気楽に作れ て晩酌が楽しみになりますよ。 「言われた通りに作ってたら、一通りの料理ができるようになりました!」 メルマガ読者さんから頂いた一番うれしかった感想です。 丁寧な説明なので、あなたにもできますよ! 

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【著者】 佐藤 周生 【発行周期】 週3回発行(火・木・土)

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