約束を履行している側がバカを見るようなことは、国際秩序の維持という観点からしても、あってはなりません。韓国側の要求など日本は一蹴すればいいのです。そのうえで、厳しく履行を迫っていく。履行に反した行為を続ければ、韓国の国際的信用力が毀損されていくだけです。
韓国は大統領が代わるたびに従来の合意や条約、協定などが否定されて再スタートを要求するため、大統領選挙は5年に1度の「易姓革命」とも言われます。外交や歴史の継続性などまったく無視です。何度も騙されてきた日本人も、今回のことではっきりとわかったはずです。
福沢諭吉は『脱亜論』にて、「隣国だからというだけで特別な感情を抱いてはいけない、西洋と同様に処分すべきだ」と説いています。「隣国だから」という考え自体が相手を甘やかせ、世界にとっても百害あって一利もない行為だということを日本人は銘じるべきです。