「共謀罪」法案、参院で成立。与党「異例の禁じ手」で採決強行

2017.06.15
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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【速報】自民・公明両党が委員会採決を省略し「共謀罪」法案を強行採決。参院本会議で成立

与野党が夜を徹して攻防を繰り広げていた6月15日早朝、参議院本会議で「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に対する採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数によって可決、成立した。大手各通信社、大手各紙などのWebメディアが速報で伝えた。

今回の参院における「共謀罪」採決・成立については、与党が委員会採決を省略する「中間報告」を強行するという、異例の禁じ手を採用。これは第1次安倍政権時の2007年にも前例があったが、強引な国会運営と批判を浴びて、参院選惨敗の一因にもなった。

14日夜、東京・永田町の国会議事堂前には、法案に反対する数千人の人々が集まり、攻防が続いた「良識の府」に向かって、「強行採決、絶対反対」などの声を挙げていた。(随時更新)

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Photo by: MAG2 NEWS

 

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