インドとパキスタン、SCOに参加
既述のように、SCOの正式加盟国はこれまで、中国、ロシアと中央アジア4か国でした。しかし、2017年6月9日、インドとパキスタンが正式加盟国になりました。
インドとパキスタンが上海協力機構に正式加盟
時事=AFP 6/10(土)18:08配信
【AFP=時事】カシミール(Kashmir)地方の領有権をめぐり対立しているインドとパキスタンが9日、中国とロシアが主導する安全保障会議「上海協力機構(SCO)」に正式に加盟した。カザフスタンの首都アスタナ(Astana)で開かれた年次首脳会議で、両国の加盟が承認された。
インドのモディ首相、パキスタンのシャリフ首相は、どんなことを語ったのでしょうか?
モディ首相は9日、インドの加盟は「上海協力機構の歩みにおいて画期的な瞬間だ」とたたえ、「建設的かつ積極的な役割」を果たしていくと誓った。
シャリフ首相は、上海協力機構の創設メンバーが、パキスタンのSCO加盟に「揺るぎない支持」を示してくれたと感謝。その上で、同機構は「地域の安定の要だ」とたたえた。
(同上)