「よそはよそ、うちはうち」はOK。親のシツケが「洗脳」でも許される訳

 

では、何が「より良い価値観」なんでしょうか。これこそが教育や躾の核心!! なんだと思います。これを求めて教育論の本を読んだりしてみました。もちろんいろいろなことが書いてあるんですが、「良さ」の内容が

  • その社会が要求する社会常識
  • 伝統的な道徳

などの影響は逃れられません。こう書くと、「な~んだ結局、古くさいハナシ!?」と言われるかもしれませんね。

子供の養育は、もともと「その社会で健全な成人構成員になることを究極の目的としていると言えます。そうだとすると、その社会が要求する常識や道徳を身に付けておくことは不可欠となるのです。この点で、教育方針だけでなく私たち大人の社会常識や振る舞いも社会からの影響や圧力を多大に受けるのは同じなのです。

でね(◆_◆)この社会的な常識や道徳は、教育される前の子供には全く備わっていないのですよ。考えてみりゃ当たり前ですよね。だって、当該社会が要求する常識や道徳が要求水準に達していないため、教育中である存在が「子供」の定義なんですから。つまり、子供に意見を聞く必要はナイ(××)んです。知らないんだから、自分の欲望と感情に従ってテキトーなことを言うだけです。「リカちゃんはみんなが持ってる」とか「絶対絶対欲しい」とか。いや、かつて言ってみたんですがソッコー却下でしたから( ̄∇ ̄)

そして、子供に意見を聞く必要がない以上、拠り所となるのは「親自身の社会常識や道徳観」なのです。これがグラついていると、子供に阿(おもね)る…キゲンを取ってヘンに下手にでることになるんです。

教育とは本質的に洗脳です。価値観を押しつけること、そのものです。大人なら、コレにビビらず、堂々と良き価値観を押しつけてくださいね。

image by: Shutterstock.com

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