なぜ金正恩は「笑いながらミサイル発射」を続けているのか?

 

パラノイドとは「非常に猜疑心が強く客観性のない思い込みに陥りやすい恐怖心が強いのと同時に攻撃性が強いというような性格」という。ある臨床心理士は「国際社会あるいは米国単独で“自分に致命的な攻撃をいずれ加えてくるに違いない”という被害的な思い込みがあるのではないか」と金正恩を分析しているが、注目に値する分析である。以上は「夕刊フジ 2017年5月24日号」による。

金正恩はこのような妄想型の性格の他に、体調面でも深刻な問題を抱えており、この健康の悪化が精神面にも深く影響を与えており、国家リーダーとしての冷静な判断ができるか疑わしい。金正恩の核・ミサイル開発は今後とも「アメリカ・ワシントンに核弾頭搭載のミサイルが開発されるまで」続く。これは金日成・金正日による「核無き国は亡びる」「何があっても核を持てと言う遺訓によるもので、金正恩がこの呪縛から解き放たれれば、北朝鮮の「核・ミサイル開発」は終わるかもしれない。

宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄

 

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