ドンキ4K「ジェネリックREGZA」は買い?デジタルライターが分析

 

もしかしたら、値段的には同じくらいで販売されていたとしても、安くなったREGZAよりも、最初から安いのにREGZAと同じ性能を持つドンキ品の方が得した気分になるような感じです。

そういう意味では、型落ち品を安く売るよりは、他のブランドに卸してしまった方が東芝的にも良いかもしれません。どのみちREGZAは新商品の方を売りたいでしょうし。東芝としては4Kテレビはすでに液晶から有機ELにシフトしていたりします。

また、ドン・キホーテにしてみても、REGZAブランドが見え隠れすることで、どこのメーカーが開発したかわからないような、とにかく安さ意外は目をつぶれ的な印象から、安くても実は中身がしっかりしているものとして、安心感を与えられるわけです。双方にとって、良い結果が出るのではないでしょうか。

実際、ノーブランドサードブランドの4Kテレビは、映像エンジンや画像処理がイマイチなものも多く、ディスプレイの性能を活かせていないものもあったりします。

とにかく、東芝は今あんな感じになってしまいましたが、REGZAの評価はとても高くそれを失うのは大きな損失です。なので、ドン・キホーテのブランドでも発売して、テレビ部門が継続されれば、それだけで価値があるものではないでしょうか。すぐにと言うか、すでに4Kテレビも価格競争の渦中に飛び込んだ感があるので、その価格競争の相手が海外ブランドでないだけ、まあ、良いかなって感じでしょうか。(岡安学)

image by: MAG2 NEWS, ドン・キホーテ公式プレスリリース(PDF)

神原サリー/一条真人/岡安学この著者の記事一覧

家電コンシェルジュの神原サリーとITジャーナリスト一条真人、デジタルライター岡安学の3人でお送りするメルマガです。家電の話題を中心に、雑誌やWebでは書ききれない、書けないようなディープな内容、また逆に些細な話題を取り上げていきます。ご質問、ご要望は随時募集していますので、ドシドシメールしてください。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】 』

【著者】 神原サリー/一条真人/岡安学 【月額】 ¥540/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎月 7日・17日・27日予定

print
いま読まれてます

  • ドンキ4K「ジェネリックREGZA」は買い?デジタルライターが分析
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け