不起訴からの絶好調。「業務スーパー」になぜ、主婦が殺到するのか?

 

神戸物産の独自の強み

神戸物産の独自資源は、ホームページにあるように、他の小売業で扱っていない商品ラインアップを、価値のある価格で提供することだ。

いわゆる、差別化とコストリーダーシップの両立だ。差別化した商品ラインアップにするということは、当然ながら多品種少量になりがちで、ひいては仕入れ価格が割高になりそうであるが、その点をFC展開することとボリュームある輸入でカバーしている、秀逸なビジネスモデルである。

厳しい食品の卸の業界において、何をすべきか、と戦略を考えたうえで、差別化戦略をとり、さらに価格を下げるには何をすればいいのか、という発想を合わせてしている点が、この独自性につながっている。

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