禁煙運動は「他人の自由を束縛して楽しむ」という危険思想ではないか
次にタバコの追放です。タバコは戦後、「専売公社」という準政府的機関が販売していて、多くの日本人がタバコをする「クセ」がつきました。それが途中でタバコと肺がんの関係が指定され、急に「タバコ追放」になりました。ところが喫煙率が低下しても肺がんが増え続けているので、今度は「副流煙の害」を出してきましたが、今の日本社会で「たばこ臭い場所」など現実には存在しません。
それでも、1)間違ったことを繰り返し報道して洗脳する、2)社会的悪者をつくって非難する、3)ジワジワと追放する、という手段で人生の途中までタバコを吸う習慣を付けさせて、それを潰すという悪どい方法がとられています。
もちろん、希薄な副流煙が人体に害にならないのは科学的にも十分に証明されていますし、副流煙の被害があるはずの女性の肺がんは、男性がタバコを吸っていた時代の20倍にもなっています。
一言で言えば、スケープゴートを作り他人の自由を束縛して楽しんでいるのであって、極めて危険です。地球温暖化でも、世界的な指導者が「環境問題は私の宗教だ」とか「温暖化問題をきっかけとして資本主義を潰す」などと言っていて、本音が垣間見えます。
日本国憲法は国民が一人一人、自分の人生と幸福を選択できるようになっていますし、多様化の時代、個性の時代とされながら、現実には「イジメに似た他人の自由の制限」の時代でもあります。
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