「高血圧はキケン」の嘘はもうやめよう。武田教授が指摘する医療の闇

 

高血圧、メタボ、コレステロール…。利権と病院経営に振り回される国民

もう一つ、これも大きな間違いは「コレステロールの値は低い方が良い」ということでしょう。

人間の体は油でできています。それは人間がもともと魚から進化してきたからで、魚は水の中で生活をしているので体を油で作らなkいと溶けてしまうからです。油は悪くなりやすいので、毎日のように細胞に油を供給する必要があります。そこで油を肝臓でコレステロール(必須コレステロール、普通は間違って悪玉といっている)というものにして血管を使って細胞に送るのですが、血管も脂でできているのでコレステロールが血管の壁につきます

これはごく普通のことなので、体はくっついたコレステロールをはぎ取る掃除専門のコレステロール(掃除コレステロール、一般には間違って善玉といっている)を出して、掃除をします。

ブタの脂やタマゴにはコレステロールが多く入っていて、長い間、「タマゴは1日1個」とか、「ブタの脂は避けよう」とか言われてきました。でも体にはコレステロールが必須なので、食材からはたった2割を使い、あとの8割は体で作ります。

だから、タマゴを減らせばその分だけ体が作るのですが、それでもあまりに食材からコレステロールを摂らないので、日本人の平均のコレステロールの値は低すぎる結果となりました。

コレステロールが少なすぎるとガンと認知症が増えます。厚労省を中心としてコレステロールを悪の塊のように言ったので、日本のガンが2.5倍先進国で日本だけ寝たきり老人がいるともいわれています。

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